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ヘキサギア アーリーガバナー Vol.3 レビュー
コトブキヤヘキサギアシリーズに女性型のアーリーガバナーVol.3が登場。
価格は2,640円です。
付属品は交換ヘッド3種、握り手、持ち手、ピース手、
武器接続ジョイント2種、アサルトライフルA、アサルトライフルB、ハンドガンが付属します。
現代兵士風のアーリーガバナーですが今回は女性型のVol.3がキット化されました。
こちらも他のアーリーガバナー同様現代風のデザインに纏められていて他のアーリーガバナーと組み合わせても違和感のない物になっています。
同じ素顔が見えるタイプのガバナーで女性型だと
以前発売されたミラーはアイプリントがありましたが
こちらは交換頭部が複数あるためか全て無塗装となっています。
関節はABSが使われていて手首はPVC製。このあたりは今までのガバナーと変わりません。
ただ男性型のガバナーと比べると関節がかなり細く細かいパーツも多いので組み立てには気を使う所があります。
配色は基本的な部分こそ分けられていますが、頭部を始め、ベルトやグローブ、膝パッドなど
細かい部分の多くは塗装で補う必要があります。
頭部アップ。今回は4種類の頭部が付属します。
左からベレー帽着用、イヤーマフ着用、シューティンググラス着用、シューティンググラス非着用頭部となっており
瞳などもきちんとモールドされていますし、前髪などもかなりシャープで雰囲気は良いです。
ただその分単色成形で色分けされておらずそのままだとちょっと色の足りなさが目立ちます。
胴体はベストの細かいモールドやベルトの塗装が必要です。
裏側のヘキサグラムも肌色なので気になる場合は交換するか塗装が必要。
また腰には結構目立つ肉抜きがありました。
腕部は平手やピース手などもあり肘も細く作られています。
手首のグローブはモールドがありますが色分けはされていないので塗装が必要です。
上腕にはロール軸があり手首はPVC製のBJです。
脚部もシワのモールドなどは自然ですが膝パッドなどの塗装が必要です。
股関節はBJで太ももにはロール軸があります。
またブーツ部分でもロールが可能。
足首は前後にスイングできますが、ロール軸が無いので接地は良くありません。
可動範囲など。
あまり曲げすぎると隙間が見えますが胴体のスイング幅は広く、首も柔軟に可動します。
肘は1軸なのでそこまで深く曲がりませんが90度以上は曲がります。
肩は軸関節なので肩軸の前後スイングはできません。
脚部は足首のロールが無い事以外はまずまず動きます。
ただ膝は100度ほどです。
続いて各武器の紹介です。
こちらはハンドガン。1パーツで小さいので保持には困りません。
他の武器もですがかなり小さく1パーツのため銃口は開口されていません。
武装はP90やM4カービンのような現実の武器に似たデザインが採用されています。
こちらはアサルトライフルA。
専用のジョイントパーツを使う事で背面のヘキサグラム(3mm穴)に装着する事ができます。
胸部が干渉しやすく、肩のスイングも無いので両手持ちは結構ギリギリな所があります。
こちらはアサルトライフルB
1パーツですがモールドは細かく肉抜きもありません。
こちらもジョイントを使う事で背面に装着できます。
女性型なのもあり手首も細いので武器を持たせるとちょっと不安定な所はあります。
個体差もあるかもしれませんが、肘や股関節も通常のガバナーより取れやすい印象がありました。
また全ての武器は単色なので塗装が必要です。
クロスレイダーとの組み合わせ。
こちらはサイズもピッタリで良く似合います。
小柄でシンプルなガバナーのため、狭いバルクアーム系に座らせても余裕があります。
ただ腕が短いので、背もたれにぴったりくっつけると操縦桿の長さが足りなくなる場合があります。
スケアクロウに乗せて。
ミラーやアーリーガバナーVol.2と。
肘などの作りが変わり、ミラーなどより肩幅や肘が細くより女性らしいシルエットになりました。
以上ヘキサギア アーリーガバナーVol.3 レビューでした。
現代兵士風のアーリーガバナー初の女性型となるVol3。
シャープで細かいパーツが多く、関節なども繊細なのでやや取り扱いが難しい所はありますが
よりリアルなプロポーションになり綺麗なシルエットになっています。
ヘッドパーツはモールドも細かく、4種類もあるのが良いのですがどれも単色なので
頭部だけでも塗装すればより飾り映えのする出来になると思います。
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