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HGUC ボールK型(第08MS小隊版)&ボール(シャークマウス仕様) レビュー
HGUCで2012年にプレミアムバンダイから発送されたボールK型(第08MS小隊版)&ボール(シャークマウス仕様)。
今回はABSが駄目になる前に組んでおこうと思い積んでいた物を組んでみました。
当時の税込み(8%)価格は1,575円となります。
付属品はK型は低反動キャノン砲とスタンド、シャークマウス仕様は2連装キャノン砲とスタンドが付属します。
シール類はシャークマウスや各種マーキングを補うマーキングシールが付属。
こちらはマクロスやスターウォーズなどのキットの一部に採用されているカイナスシールとなっています。
余剰パーツもありますがノーマルボールには組めません。
以前発売されたHGUCボールツインセットをベースに第08MS小隊版のボールK型と
MS IGLOOに登場したボール(シャークマウス仕様)がセットでキット化されました。
どちらも細かい変更点があり通常のボールとは違った形状に仕上げられています。
キットはノーマルボールと同じくポリキャップは使われず関節の一部にABSが使われています。
オレンジのボールは第08MS小隊冒頭に登場したオレンジのボールで
ヘッドライトやウインチなどの小物が付いたカラーも見た目も特徴的なボールになっています。
またIGLOO版は改修型に近い印象も受けますが、コクピット回りのバーが無かったり形状が違っていたりしますし
アーム取付基部の形状も違っていたりとこれまた細部まで細かい違いのある形状になっていました。
特徴的なシャークマウスはシールでの再現となり後ほど貼った状態も紹介します。
どちらもアームにサブアームが追加され腕周りが複雑なデザインになっています。
またバーニアなども大きい物が露出しより高機動な印象になっています。
色分けを補うホイルシールは無いですが配色の大部分は再現されています。
ただヘッドライトや各所のノズルの内部など塗装が必要な所はあります。
コクピット回りはクリアパーツが使われパイロット造形はありませんがシートはモールドで再現されています。
K型はヘッドライトやウインチがあるため重機的な印象があり
シャークマウスはペイントなしだとシンプルな配色になっています。
またコクピット下の底面部分ですがK型は回りにノズルが無いのに対し、シャークマウスは複数のノズルがあります。
底面ですがK型はバーニア1基に対し、シャークマウスは4基の小型バーニアに1基の大型バーニアという構成です。
細かいバーニアなどは塗装が必要になります。
大きいバーニアを取り外せば3mm穴が出てくるので市販のスタンドも一応使えます。
アーム取り付け基部はK型が角張った形状でシャークマウスがコンパクトにまとまったデザイン。
どちらも一部に合わせ目が出ますしノズルなどは塗装が必要です。
上面はどちらもノーマルボールと違い小型のノズルがあり別パーツ化されています。
背面はどちらも大型のバーニアが装着されています。
バーニアは内部まで細かいモールドがあり良い出来だと思います。
続いてアームですがどちらもサブアームがあるタイプです。
サブアームは先端のクロー含め回転可能。
ただクロー自体は固定となります。
アーム取り付け基部は大径のBJで細かく動かせます。
アーム回りはABSなのですが自分の物は長期間積んでいたのですっかりギチギチになってしまっていて
基部のボールなどは調整が必要でした。
K型の武装は2連装キャノン砲(フィフティーンキャリバー)。
基部で回転可能なのでダイナミックに動かせます。
砲口は別パーツ化されていますがモナカなので合わせ目が出ますし
センサーやレドームは塗装が必要です。
シャークマウス仕様はオーソドックスな低反動キャノン砲。
こちらも基部で回転とスイングが可能ですがやはり合わせ目は出ます。
そしてこちらはシールを貼った状態。
シャークマウスのカイナスシールは曲面に馴染みやすくシワになりにくいシールです。
水転写デカールほど薄くはないですがこのシールは良いですね。
ノーマル版と並べてみました。
武装や球体部分は大体一緒なのですが球体部分に付くパーツやユニットの細部はかなり違います。
サブアームやバーニア回りの違いも目立ち並べてみるとノーマル版が一番異質な印象があるかも。
底面ノズルの形状も細かく違っています。
こういう機体は並べると楽しいですね。
武装のスイングとアームを動かせるぐらいですがサブアームは大胆に動くので意外と遊べる印象。
HGオリジンの高機動試作型ザクと。
さすがにウインチの射出ギミックなどは再現されていません。
プラパイプなどに置き換えて細いワイヤーを巻いたりしても面白そうですね。
シャークマウス仕様はやはり派手なマーキングが印象的。
機体自体はシンプルな配色なので良く目立ちます。
IGLOOで戦うHGUCヅダと。
塗装したザクマシンガンが見当たらなかったのでザクマシンガンは高機動試作型ザクの物を持たせています。
もちろんどちらも低反動キャノンと2連装キャノンがあるので交換して遊ぶ事も出来ます。
最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
サブアームがあるためノーマルボールよりも大きく感じますしボリュームもなかなかの物です。
以上HGUC ボールK型(第08MS小隊版)&ボール(シャークマウス仕様)レビューでした。
今回は第08MS小隊とIGLOOとという違う作品のボールがセットになっているのでちょっと特殊な印象のキットです。
基本的にはボールツインセットがベースになっているのですがどちらも細かく形状が違っているため
他のボールと並べて違いを確認したりするのも面白いキットになっています。
またシャークマウスはシールでの再現となり水転写デカールはありませんが、
カイナスシールなので曲面にも馴染む物になっていて楽に貼れるのは良いですね。
両方とも武装の交換が可能で好みのパターンも選べますしなかなか遊べるキットでした。
(プレミアムバンダイ)
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