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HGBF すーぱーふみな アクシズエンジェルVer. レビュー
最近ビルドメタバースが始まったので積んでいたビルド系キットのHGBF すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.を組んでみました。
価格は2,420円で発売は2017年のキットとなります。
付属品はファンネル/ステッキ、サーベル刃2本、交換目パーツ(モールドなしレンズ用目、モールドなしレンズあり用目)
持ち手左右分、右銃持ち手の他、
一部延長パーツが付いたランナーレスのスタンドが付属します。
シール類は目線パーツが複数と腰や大腿部、各スリットなどの色分けを補うホイルシールが付属。
水転写デカールなどはありません。
HGBFすーぱーふみながベースキットなのでそちらのパーツが一部余りますが、
省かれているパーツもあるためノーマルのすーぱーふみなには組めません。
ガンダムビルドファイターズA-Rよりサカイ・ミナトが作り出したガンプラ、すーぱーふみな。
今回のアクシズエンジェルVer.は4基のフレキシブルバインダーを装備し
キュベレイをモチーフにした曲面主体の装甲が取り付けられています。
キットのベースはすーぱーふみなでランナーも一部流用されていますが装甲などが大きく異なるため新規パーツも多いです。
頭身バランスなどは通常のすーぱーふみなと変わらず関節構造なども共通です。
そのため昔のフィギュアライズライダー系の関節となっていてポリキャップはPCF-6AとPC-7のポリボールが使われています。
また今回は派手なパール成形が大きな特徴となっています。
ガンプラでここまで派手なパール成形のキットは結構珍しい印象ですね。
背面ユニットが重く、自立はちょっと厳しめです。
フレキシブルバインダーを横に広げれば一応自立も可能ですが
足首の関節がちょっとふにゃっとしているためちょっとした振動で倒れてしまうのでスタンドを使ったほうが無難です。
キットの色分けですが左耳の肌色、大腿部や腰部のピンクのライン、装甲のスリット部分など足りない所はそれなりに多いです。
シールでほとんど補う事は可能ですが帽子やサイドアーマーのモールドなど塗装が必要な所もあります。
ノーマル版と頭部の比較。基本的には流用ですがキュベレイの頭部をモチーフにしたような帽子を被っています。
髪の毛には一部肉抜きがあり毛先もHGなので丸いです。
また左耳にはヘッドセットがありますが耳部分の肌色はシールで補う方式です。
眉毛はフェイスパーツが開口される事で再現されています。
遠目で見れば気になりませんが開口されているため凹モールドとなっています。
ほぼすーぱーふみなの流用のため瞳はクリアパーツをはめ込む方式。
水転写デカールが無くシールでの再現となり、モールドの上からシールを貼るのでどうしても厚みによる段差が目立つ所があります。
そのままだとちょっとホラーですがレンズ無し用の瞳パーツも選択可能。
瞳とまつ毛は別々な物もありますがこのように瞳やまつげをまとめて再現できるシールもあります。
一応左右目線があるのですが、フェイスパーツは1つしかなくシールなので何度も貼り替えると限界が来るのは変わっていません。
ポニーテールは回転可能ですがスイングは出来ません。
胴体ですが一部が流用なものの、キュベレイモチーフの装甲が取り付けられています。
通常のふみなと同じく腹部の一部は合成ゴムパーツが使われていました。
服の色分けや装甲のスリットの一部はシールで補う方式です。
バックパック接続口は変わらず2穴タイプ。
バックパックはフレキシブルバインダーに変更されていますが基部ユニットは流用です。
ウイングガンダムゼロEWのような有機的なデザインのウイングが特徴的です。
スタンドはこちらに挿し込むようになっています。
可動部は複数の可動ポイントがあり、それぞれで回転やスイングが可能。
そのため4枚の翼を大きく広げたりする事が可能で自由度はかなり高いです。
肩アーマーも曲面主体の装甲が追加されています。
肩にビームサーベルグリップが取り付けられているのは変わりませんがグリップの形状が変わっています。
腕部は大体共通でメカ要素が強い見た目。ただ前腕の装甲が変更されています。
手首は変わらず持ち手の他平手もありました。
前腕などにはこれまでと同じく合わせ目が出ます。
股関節は軸接続でスイング可能。
リアアーマー裏にはファンネルステッキを取り付ける事ができます。
脚部はほぼ流用ですがアンクルアーマーの形状がキュベレイモチーフになっています。
大腿部や膝下などには合わせ目が出ますし太腿のラインなどはシールです。
足裏はつま先にわずかな肉抜きがあります。
ポリキャップは半透明になっていました。
可動範囲もノーマル版と大きな違いはありません。
昔のフィギュアライズ系の関節なので肩周りなども柔軟に動きます。
下半身も十分良く動きますが、足首の球体ジョイントは軸含めポリキャップなのでどうしてもフニャっとした印象があり
今回のバインダーの場合自立が難しいです。
ノーマルHGBFすーぱーふみなと比較。
服装なども大きく変化していますが頭身バランスなどは共通。
パワードジムカーディガンモチーフの武装から一気にファンタジー要素が強いウイングに変わっているのが面白いです。
ウイングは大きな変化が付けられますしパール成形なので見栄えが良いです。
ウイングガンダムのように体を覆うような位置に配置する事もできました。
ウイングには1枚につき3箇所のスリットがあり付属のファンネルステッキを装着可能。
ステッキ以外にも3mm軸の物なら干渉しない限りセットできます。
ファンネルステッキは一体成型です。
持たせる場合は手首の手甲を一度外してから持たせます。
派手なパール成形という事もありプラはだいぶ透けやすいのですが
通常のMSではないためあまり気にならない印象。
ファンネルステッキはジョイントパーツ無しで連結可能です。
武器は軽いので保持は問題なしです。
ウイングも多くのジョイントがありますが今のところ垂れ下がったりするような事は無かったです。
バインダーの位置をハート型にしてビーム発射形態にする事も出来ます。
ビームサーベルはクリアイエローの刃が2本付属。
グリップは肩から抜き取ってそのまま持たせる事ができます。
刃は一昔前に良くあった短いタイプでした。
もちろん2穴ジョイントなのでパックの流用もしやすいです。
またこちらのパックも巨大なウイングユニットとして使いやすいパーツになっています。
ウイング裏に3mm軸の武装を装着出来るのが良いですね。
バックパックが30MSなどに流用するには大きすぎるかなと思いましたが
ウイング自体が3mm軸なので直接取り付けられます。
幅広い汎用性がある良いパーツですね。
後に発売されるFRSホシノ・フミナや最新30MSのイルシャナと。
ここ数年でフェイスパーツへのタンポ印刷採用や小型化などでどんどん進化していった印象です。
最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
すーぱーふみながベースなのでHGとしては結構大きいキットです。
以上HGBF すーぱーふみな アクシズエンジェルVer.レビューでした。
ふみなシリーズ最初期のHGBFすーぱーふみながベースとなっているため
フェイスパーツはレンズ状のパーツを組み込む独特な構造は引き継がれています。
フレキシブルバインダーは可動ポイントも多く動かしていて楽しいですし
デザイン的にもあまり無いタイプのウイングパーツなのでカスタムにも良さそうですし
光沢感の強いパールの成形色は非常に綺麗でした。
ただやはりどうしても今の物と比べると大味な部分があったりするので
ノーマル版も含めいずれ最新のフォーマットで作られた物も見てみたいですね。
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