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HGCE　デストロイガンダム　レビューその１

HGCEで発売された大型キットのデストロイガンダム。
価格は14,300円です。



付属品ですがまずは大量のビームエフェクトがあります。
グリーンのビームエフェクトですが短い物は12本、長い物は24本あり、
そして巨大なアウフプラール・ドライツェーン用エフェクトが4本ある他、



スタンドが一式付属します。
左側にあるのがMS形態のバックパックを支えるスタンドで、右側にあるのが浮かせる時に使うベースです。



支柱部分を大きいベースに移せば組み換え完了となります。
基本的には固定ですが矢印部分のパーツの向きを変える事でわずかですが角度変更が可能です。



シール類は各種センサー類などの他、
リフレクターのシュナイドシュッツなどのクリアパーツ裏側に貼るホイルシールが付属します。



ガンダムSEED DESTINYよりHGCEで発売された巨大可変MSのデストロイガンダム。
サイコガンダムを意識したような56.3Mもある巨大な機体で全身に様々な火器が内蔵されています。
MS本体も巨大ですが、背負っているバックパックもとんでもないボリュームは圧巻です。
もちろんMA形態への変形ギミックも再現されています。




ディテールはHGという事もあり、比較的スッキリとした印象ですが
間延びしないよう適度にモールドが入っています。
キットですがこの巨体なので関節は太い軸で構成されガッチリとした作り。
主要な関節はABSが使われていてポリキャップは使われていません。
またこの形態ではバックパックが重いため自立は厳しいため付属のスタンドで支えるようになっています。




キットの色分けですが巨大な事もありほぼ成型色で再現されています。
バックパックのフチに大量に内蔵されている「熱プラズマ複合砲　ネフェルテム503」の赤い砲口も全て別パーツ化されていました。
ただ背面の「マーク６２６連装多目的ミサイルランチャー」の弾頭は色分けされておらず塗装が必要です。





バックパックを取り外した姿。
本体単体だと今風のバランスでまとめられています。
バックパックですがパチンとはまるようになっていて
説明書には「一度取り付けると外す事ができません」とあるので注意が必要です。
一応パーツセパレーターのような物でむりやり接合部を開けば取り外しは出来ました。
ただどうしても接合部のプラを傷つける可能性があります。




頭部アップ。サイズがサイズなのでプラの厚みも気にならず非常に精悍な顔つき。
ツインアイはもちろん、頬の「イーゲルシュテルン」や
口の「200mmエネルギー砲　ツォーンmk2」も細かく色分けされています。



ツインアイですが普通のシールもありますが、
クリアパーツを生かせるように裏面にシルバーシールを貼るようになっています。
センサー類も同様で今回は全てシルバーシールを貼っています。



胴体ですが胸部は３門の「1580mm複列位相エネルギー砲　スーパースキュラ」があります。
こちらも砲口周りは色分けされモールドもシャープです。
また腰アーマーのフチなどもしっかり色分けされていました。



スーパースキュラ部分のアップ。
砲口モールドもシャープです。



巨大な円盤のようなバックパック。
こちらにも多数の武装が装備されていて物々しい姿になっています。
円盤部分は前後分割でフチ部分に合わせ目が出ますがほとんど気になりません。



MA形態の頭部にあたる部分の額には「陽電子リフレクター発生器シュナイドシュッツSX1021」がありクリアパーツで再現されています。
大きいツインアイのような部分はシールを貼っていますが、貼らなくても赤い成型色で成形されています。
後端部のノズルもコーンの外側が別パーツ化されていました。



フチを囲うように大量に装備されているのは「熱プラズマ複合砲　ネフェルテム503」
こちらは赤い砲口がしっかり別パーツになっています。
丸いダクト部分は開口されていました。



こちらは「マーク６２　６連装多目的ミサイルランチャー」
弾頭は固定で塗装が必要です。
上面のウイングはスイング可能。




巨大な４門の「高エネルギー砲　アウフプラール・ドライツェーン」
こちらは合わせ目が段落ちモールド化され砲身のラインなども成型色で再現されています。



センサーはクリアパーツで再現されています。



中央部には可動式のフレームがありますが巨大なパーツを支えるため矢印部分がロックスイッチとなっていて
スライドさせる事で歯車状のパーツと噛み合いロック可能な作りです。



後端部や砲口もしっかり作られています。
パーツ分割の関係で砲口内部が黒くなっているのも良いですね。



肩アーマーは合わせ目の出ない分割。
サイドのダクト内部もディテールが入っています。



腕部ですが前腕は「両腕部飛行型ビーム砲　シュツルムファウスト」となっています。
またクリアパーツ部分は「陽電子リフレクター発生器　シュナイドシュッツSX1021」となっていて
マニピュレーター先端には「MJ-1703 ５連装スプリットビームガン」がありしっかり砲口も再現されています。



マニピュレーターは全ての関節が可動します。



もちろん切り離し時に見える部分もディテールが入っていました。
それと今回ですが主要なBJは半円型になっていてはめ込んだら１８０度回す事でロックがかかり抜けないようになっています。
そのため変形時に抜け落ちてストレスになるといったような事がありません。



股関節は太い軸関節です。
アーマー類は全て可動する他、
アーマー裏は裏打ちがありませんがディテールは入っています。




脚部ですがこちらもシンプルながら巨大な機体を十分支えられる強度のある作り。
合わせ目もディテール化されていました。
変形の都合でカカト部分は倒す事ができます。



足裏はクロー部分がそれぞれ可動。
蓋パーツがあり肉抜きはありません。




可動についてですが首はBJで腰は重さ対策もあるのか回転のみとなります。
肩は大きく跳ね上げ可能で肘も十分曲がり回転も可能な他、手首軸もスイング出来ます。



また肩は跳ね上げの他、前方にスイング可能。
巨体ながら良く動く作りです。



下半身ですが開脚や膝は柔軟で接地もまずまず。
どれも太めの軸で経年でどうなるかはわかりませんが
今のところかなり固めでしっかりしています。






HGUC サイコガンダムと比較。
本体の身長自体はサイコガンダムの方が大きいのですが
背面の円盤が巨大なためデストロイの方がかなり大きく感じます。
幅もあるので飾るスペースは結構必要な感じです。










もちろん手持ち武器などはありませんがただ立たせておくだけでも存在感は抜群です。



大量のビームエフェクトですがクリアグリーンの物は基本的にこれまでのビームサーベルエフェクトの流用です。
シュツルムファウストの砲口に取り付けるエフェクトはMGの標準的なサーベルエフェクトです。



どれも緩い部分はなくしっかり固定可能です。



肩は跳ね上がりますし前腕も回転可能で自由度は高く動きが付けやすいです。




HGなどに付属する短い方のサーベルエフェクトは５連装スプリットビームガンに使います。
緑のビームパーツは蛍光仕様でかなり明るく見えます。



手は広げたり閉じたりと自由に動かせるためビームの方向も自由自在です。




シュツルムファウストは切り離して発射可能ですがこちらは3mm軸のスタンドが使えます。
簡単に浮かせられるのは良いですね。



ただスタンドは付属しないので別途用意する必要はあります。
切り離した部分は両側ともにディテールが入っているため見栄えも良好。



スタンドを使って浮かせてみました。
安定性重視のためそこまで高く浮かせる事はできませんし
角度も僅かに変えられるとはいえほとんど固定となります。




ネフェルテム503にはシュツルムファウストと同じくMGのサーベルに使われるタイプのエフェクトを取り付ける事ができます。
もともととんでもないボリュームの機体ですがエフェクトを取り付ける事でさらに広がりのある姿になります。



両手のエフェクトも付けると刺々しいシルエットになります。
かなり場所を取るので写真を撮るのも大変な大きさですが圧巻の存在感です。



MS形態の紹介をしてその１は以上です。
次回はMA形態や他の機体との比較などを進めていきます。

・その２はこちらをクリックまたはタップしてください。


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