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HGUC ガンダムNT-1 レビュー



HGUCキット化されているガンダムNT-1。
昔組んではいたのですが紹介しそびれていたので今回レビューしてみたいと思います。
箱はもう無いので説明書の画像ですがこちらは2004年発売のキットで価格は1,650円となります。



付属品はビームライフル、シールド、右銃持ち手、ガトリングパーツ×2、ビームサーベル1本、
そしてチョバムアーマー一式が付属。



シール類は股間のV字や膝の赤ほのか、センサー類を補うホイルシールとマーキングシールが付属します。



0080ポケットの中の戦争よりHGUCでキット化されているガンダムNT-1。
こちらは2004年発売のキットという事で今となっては昔のキットとなります。
両椀に内蔵されたガトリングや特徴的なチョバムアーマーなど特徴的なギミックは大体再現されています。



キットの作りですが使われているポリキャップはPC-123プラスでABSは使われていません。
20年近く前のHGUCという事で関節構造などは非常にシンプルで今のキットのようなグリグリ動くタイプのキットではありません。
2017年にはこのキットをベースにしたトリスタンがキット化されています。



キットの成形色は白が明るく混じり気のない白で爽やかな印象です。
配色は大体再現されているものの、やはり足りない部分は結構あり膝の赤や股間のV字周りなどはシールで補えますが
鎖骨部分のダクトや肩や膝など全身にある小さいスラスターダクトの黄色、バックパックのバーニア内部の黄色などは塗装が必要ですが
このあたりを塗るとメリハリが出そうです。




頭部アップ。ヘルメットは前後分割で合わせ目あり。
ダクトやバルカンは色分けされていないため塗装が必要です。



胴体は胸ダクトやコクピット周りのパーツは別パーツ化されていますが
各所の細長いダクトやバックパックのバーニア周りなど塗装が必要な所は多いです。



肩アーマーは前後分割ですが合わせ目やパーティングラインがディテールっぽく見えるようになっています。



腕部はシンプルな作りで平手はありません。
ガトリングは差し替えでの再現となります。



肩軸はシンプルな棒軸でスイングギミックなどはありません。
肩カバーはゴムやビニールではなくプラでの再現となっていて合わせ目が出ます。



腰アーマーはフロントとサイドが可動。
アーマー裏のディテールやスタンド穴はありません。
股関節はBJで中央のノズルはディテールをまたぐ合わせ目があります。




末広がりのラインが特徴的な脚部。
大きいスラスターの黄色は別パーツ化されていますが膝や小さい◯ノズルは塗装が必要です。
また太ももは左右分割で合わせ目あり。



足裏は肉抜きがなくバーニアのディテールも立体的でした。



可動については最近のキットと比べるとシンプルで肘は90度ほどで肩スイングはありません。
腰も前後には多少スイングできますが左右は不可。
腰は回転可能なものの腕は大きく上がりません。



脚部は足首と股関節がBJなので接地などはほどほど。
脚部は二重関節で100度ぐらい曲がります。



武器を装備させて。
武器はビームライフルとシールドが付属しています。




今回は古いHGUCのためスタンド穴は無く浮かせたい場合はクリップなどが必要となります。





ビームライフルはモナカで合わせ目が出ますが銃口は別パーツ化されていました。
ストックが前腕にちょっと干渉しやすいので塗装する場合は擦れに気を付けたほうが良いかも。



今回平手は無いのですが右手のみ銃持ち手があるためしっかりトリガーに指をかける事ができます。




シールドはグリップなど裏面のパーツが別パーツ化され青部分の配色も再現されています。
ALEXの文字はシールでの再現となります。




グリップを握らせ前腕にジョイントで固定するタイプなので回転や位置変更が出来ず自由度は低め。
グリップだけでの保持はそのままだとクルクル回ってしまい出来ませんでした。




腕部ガトリング砲は青いカバーを外し、展開時用ガトリングパーツを取り付けて再現します。




両腕分付属しますし銃口部分もシャープに仕上げられていました。




サーベルは昔のキットらしく一体成型でクリアパーツは使われていません。
ただサーベルグリップはそのまま引き抜けるのでちょっとした加工でクリアパーツの流用は出来そうです。



そしてチョバムアーマー装着。
こちらはグレーの装甲をそれぞれ組み付けて行く形でHGらしくシンプルな装甲のため手軽に換装できます。



MG NT-1 Ver2のような凝ったフレームやハッチ展開ギミックなどはなくシンプルな構造。
スカートアーマーのバーニアなども一体成型されています。




フィッティングは良好で合いが悪かったり外れやすいといった所は無かったです。



ただ分割の関係で前腕には合わせ目が出ます。
またリアスカートの小さいバーニアも一体成型のためこのあたりを塗るとメリハリが付きそうです。



脚部は前後左右から組み付けるタイプで合わせ目は出ませんが
スラスターカバーなども固定となっています。



装甲を付けると一気に重量感が増すマッシブなスタイルに変化します。




さすがにシールドは装着できませんがライフルやサーベルは装備可能です。
可動もフロントアーマーを除き基本的には変わりませんが、フロントアーマーが固定なので脚を上げすぎるとアーマーが外れてしまいます。





ケンプファーやザクII改と組み合わせて。
0080系はどれもそれなりに年月が経っているのでリニューアルした姿も見てみたくなります。




画像サイズを合わせてMGのVer.2.0と比較。体型はMGの方ががっしりしている印象です。
MG版は細かい部分まで色分けされメリハリがあります。




チョバムアーマーを装着した状態での比較。
MGはチョバムのフレームや様々な開閉ギミックがあるためかHGUC版よりかなり太くなっていました。




最後にHGUCケンプファーザクII改(ザクII改はまだ紹介できていないのでリンク先はカラバリのユニコーンVerです)
サイズは一般的な18mクラスで特に並べても違和感は無いと思います。




以上HGUC ガンダムNT-1 レビューでした。
他の0080系キットと同じく今となっては古いキットなので可動などは物足りない所がどうしてもあると思いますが
特徴的な腕部ガトリングやチョバムアーマーはきちんと再現されていますしパーツ数も少ないため換装も気軽に行えます。
物足りない部分もありますがシンプルな分気を使わず遊べるのは良いですね。
配色は概ね再現はされているものの、
細かいバーニアやダクト周りがほぼ抜けているためこのあたりを補えばグッとメリハリが付くと思います。

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