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PLAMAX 1/24 ストライクドッグ レビュー
PLAMAXシリーズで新たにキット化されたストライクドッグ。
価格は8,800円です。
付属品はソリッドシューター、イプシロンフィギュア、右銃持ち手、左平手2種、
バイザー穴塞ぎパーツとミッションパック無し用背面パーツが付属。
画像右下にあるパーツは余剰パーツとなります。
今回一部のランナータグはディテールアップタグとなっていてリベットやダクトなどが造形され好みで使えるようになっています。
シール類は水転写デカールが付属しています。
装甲騎兵ボトムズよりPSのイプシロンが乗り込むストライクドッグがPLAMAXシリーズでキット化されました。
スケールは1/24でヘヴィ級ATならではのボリューム感を大スケールで再現。
今回のキットは1993年に発売されたソフビキットがベースになっていますが
最新構造のフル可動プラスチックキットとなりました。
ソフビキットの格好良いプロポーションはそのままに組みやすく遊びやすい物に生まれ変わっています。
キットはスナップフィットで手軽に組み立てられますが、フィギュアは一部接着が必要な所があります。
背面には巨大なロケットブースターが装着されたミッションパックがあり迫力ある造形。
また左手はアイアンクローになっていて11mm機関銃も内蔵されています。
キットの作りですがABSやポリキャップは使われておらず、関節含め全てプラとなっています。
関節周りなどは少し粘りのある素材のようで保持力や動かしやすさは十分。
今回はフル可動キットとなっていてコクピット内部なども再現されていますが降着姿勢を取る事はできません。
キットの色分けですが本体は全身ほぼ青のATとなるため組んだだけでほぼイメージ通りに仕上がります。
ただ細かいノズル内部などは塗装が必要です。
頭部のレンズなどはクリアパーツ化されていますが、
その部分の色分けは底面にデカールを貼りレンズパーツを取り付ける事で塗装無しで再現可能となっています。
ディテールも適度に入っていますが付属のディテールアップタグを使う事でさらに密度を上げる事も出来ます。
頭部アップ。バイザーは左右対称のデザインでレンズ類はクリアパーツ化されています。
一番大きい◯レンズは2枚のレンズが重なるように使われていて精密感のある仕上がり
アンテナなどもかなり尖っていて見栄えは良いですが破損には気をつける必要があります。
レンズ部分はスライド可能でバイザーも跳ね上げ出来ます。
またバイザー穴塞ぎパーツも付属していてこちらを使う事でバイザーのスリット穴の奥を塞ぐ事ができます。
胴体はカッチリとエッジが立っていてシャープな出来。
ミッションパックですが外した状態も再現可能でフック部分を差し替える事で再現します。
ロケットブースターが格好良いミッションパックですが
ノズルはそれぞれスイングと回転が可能。
ロケットブースター上のスラスターも回転可能。
ノズル部分も細かく造形されています。
座りポーズのフィギュアはありませんがハッチは開閉可能でコクピット内部も細かく再現。
シートなども色分けされています。
同スケールのイプシロンフィギュア。
こちらは単色なので塗装が必要です。
またこちらは一部接着が必要でした。
肩アーマーは合わせ目が出ますがディテールの入っているクリアパーツが使われ見栄えは良好
平手は2種類あり細かく表情が付けられます。
精密なディテールはもちろんですが、手首や腰、足首などの装甲プレートは裏打ちパーツがあり
立体感のある作りになっています。
左腕のアイアンクローはもちろん全て可動します。
ただクローの内側には裏打ちパーツをつけるため分割線あり。
もちろん11mm機関銃の展開も可能となっていて砲身も別パーツ化されています。
腰アーマーは全て可動しこちらも裏打ちがあるため厚みが感じられ精密感もあります。
股関節軸ですがわずかに下方向にスライド可能。
脚部の分割も上手くまとめられ合わせ目が出ない作り。
足首の装甲プレートもそれぞれ可動します。
足裏の肉抜きはなくもちろんディテールも細かく入っています。
履帯部分はまとめて成形されているので塗り分けが必要です。
可動範囲など。可動については比較的シンプルで頭部と腰は回転のみ。
肘は100度弱ぐらい曲がりますし腕も水平ぐらいまでは上げられます。
肩はスイングギミックがあり前方にスイングさせる事ができます。
脚部は接地や開脚もまずまずで膝も十分曲がる作りです。
武器を装備させて。
武装は巨大なソリッドシューターが付属しています。
同スケールのイプシロンも付属しているので並べて飾ると良い感じですね。
ロケットブースターは自由度が高いですし
関節や装甲裏もしっかり造形されていて隙のない作りです。
ソリッドシューターですがこちらは一部合わせ目が出る作り。
ただ砲口周りは筒状のパーツが使われていました。
専用の銃持ち手がありしっかりグリップを握る事ができますが
デザイン状どうしてもアンテナに干渉しやすいです。
アンテナは細く鋭いため気を使う部分です。
一応両手持ちも出来なくはないですが少し無理のある形になります。
ソリッドシューターはグレー単色ですが実際はツートンカラーなので塗り分けが必要です。
アイアンクローや関節はシルバーの成形色。
関節の保持力は良好でスナップフィットの合いも特に問題無かったです。
ただレンズ周りのパーツはバイザーパーツを挟み込む方式なのですが
裏面のパーツが少し外れやすかったので問題なかったら接着した方が扱いやすいかも。
11mm機関銃を展開。
初期のダグラムシリーズやPLAMAXのパシフィック・リムシリーズと比べるとかなり精度が上がっている印象で
かなり組みやすく感じましたし自分の物の場合外れやすく感じたのはバイザーの裏面パーツぐらいで他はしっかりした作りでした。
同じ1/24で先月発売されたwaveのスコープドッグと。
ヘヴィ級という事もあり一回り大きめですが頭部は小顔でスタイリッシュな印象。
スコープドッグIIではないので配色などは違いますがキリコとの対決風に。
1/24同士で並べると大迫力です。
HGスコープドッグやHGUCガンダムとキットサイズの比較。
1/24スケールなので実サイズも大きく存在感があります。
以上PLAMAX 1/24ストライクドッグ レビューでした。
昔発売されたソフビキットを現代の技術でフル可動キットに生まれ変わらせた今回のストライクドッグ。
格好良いバランスで立体化され、装甲の裏や関節なども細かく立体的に造形されているため
表面のシャープなディテールはもちろん、隙間から見えるような部分も見ごたえのある仕上がりです。
可動もまずまずで保持力は十分かつ遊びやすい物でしたし降着ギミックなどはないもののコクピット内部も作り込まれていました。
また初期のPLAMAXなどと比べると組みやすさや精度も大幅に上がっている印象で非常に良いキットに仕上がっているとと思います。
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