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HG ヒュッケバインボクサー レビューその1

AMガンナーに続きヒュッケバインボクサーもHG スパロボOGシリーズでキット化されました。
価格は12,100円でプレミアムバンダイでの受注品となりますが
パッケージや説明書はカラーで一般販売品と変わりません。

付属品はフォトン・ライフル、グラビトン・ライフル、ビームソード刃2本、平手、

ボクサー用変形パーツ一式、スラスター展開状態のパーツ、ガイスト・ナックル用手首、
スタンドジョイント一式の他、

アクションベース7とボクサー用スタンドが付属します。

シール類はヒュッケバインMk-IIIに使うシールのみとなります。

余剰パーツはヒュッケバイン側のパーツで、ヒュッケバインMk-IIからの流用の関係でフレームパーツが余ります。


今回新たにキット化されたヒュッケバインボクサー。
近接戦闘用アーマードモジュール「AMボクサー」を装着した姿を再現できるキットです。
AMガンナーの時はヒュッケバインMk-IIIは別売だったのですが今回はヒュッケバインMk-III+AMボクサーという内容で
かなりボリュームのあるキットとなっています。
ボクサーで遊べるのはもちろん、差し替えパーツを使う事でGソードへの変形も可能です。


ヒュッケバインMk-IIIですがこちらは以前発売された物がベースになっていてそちらの流用となります。
武器類も特に省かれる事なく付属していました。
構造なども当然変わっておらず、関節は全てKPSの組み合わせでABSは使われていません。
また色分けも一部シールを使う部分はあるものの、十分再現されています。



単品版HGヒュッケバインMk-IIIとの比較。成型色などを含め特に変更点は無いようです。
なので造形やギミックの細かい部分はこちらのレビューを参照してください。


武器も一通り付属していました。
こちらはフォトンライフルですがやはり成型色なども同じようです。


グラビトン・ライフルも付属。
こちらが省かれるとボクサー時に単品版からもってこないといけなくなるのできちんと付属しているのは嬉しいですね。

単品版ではアクションベース4でしたが今回はアクションベース7になりました。
支柱がコンパクトになり角度なども調整しやすくなっています。


もちろん左腕のファングスラッシャーは取り外して展開する事ができます。
3mm穴があるのでこちらも飾りやすい作り。


マルチトレース・ミサイルはコンテナの切り離しが可能。
差し替え無しで展開します。


ビームソードも変わらず標準的な長さのクリア刃が2本付属。
ヒュッケバインMk-III単体でも十分遊べるボリュームがあります。


そして新たにキット化された「AMボクサー」。
近接戦闘用のアーマードモジュールでヒュッケバインが着込むように装着。
人型のシルエットを保ちつつも一気に巨大化した力強い姿が特徴的です。
もちろん一部のパーツを差し替える事でこのようにAMボクサー単体で飾る事も出来ます。


HGヒュッケバインMk-IIIやHGUCガンダムと並べてサイズ比較。
当然大きさはかなりの物でガンダム2つ分ぐらいの高さがあります。

早速ヒュッケバインMk-IIIに装着しますが、各ユニットは簡単に分解可能。
着込む場合一部パーツを交換する必要があります。

交換するのは腰の白いフレームです。
こちらは腰と胴体を繋ぐダボがあるパーツから矢印のダボがなく腰と胴体が分離するタイプのフレームに交換します。

後は腰パーツと股関節ジョイントを装着し

ヒュッケバインMk-IIIに装着。
股関節のスタンド穴と腰後ろのライフル取付穴で固定するためグラつきはありません。

後はつま先を伸ばし脚部を差し込んで、ボクサー側の股関節ジョイントをつなぎます。
脚部はしっかり固定されるのではなく、ただ隙間に入れているだけとなります。

こちらが各パーツを繋げた上半身パーツ。


こちらのパーツは背面に接続します。
こちらは背中の3mmジョイントと角型のダボで接続。
2箇所で固定するためやはりグラつく事はありません。

後は腕のグリップを握らせる場合先に手首を取り付けてからはめ込みます。

説明書では取り外すよう指示されていますがファングスラッシャーを付けた状態でも合体は可能。
ただ干渉する場合があるのでポーズによっては取り外す必要があります。

これでヒュッケバインボクサーの完成です。
巨大な四肢が付いたユニットを着込んだような姿でまさに近接格闘用といった印象の機体に仕上がります。
ボクサー本体はある程度ユニット化され簡単に分解が可能。
ジョイントもガッチリと取り付けられるため換装も気軽に行えます。



各所の関節は基本的に太い軸関節でしっかりとした保持力が確保されています。
可動部は基本的にKPSが使われていますが、
手首はPGユニコーンなどに使われるエモーションマニピュレーターのためそこにはABSが使われていました。
巨大なキットではありますが構造自体は意外とシンプルで組みやすいキットです。


手首のグリップを握らせない状態。
ボクサー時の色分けもしっかり再現されていて、各所に散らばった黄色部分や
ホワイトのラインなども別パーツ化され再現されていました。
シールで補う所も無く、組んだだけでしっかりイメージ通りに仕上がります。


胴体部分のアップ。胴体と腕はヒュッケバインの背中のフレームに繋がれる形です。
装着時は背中と腰のフレームを繋がないため、上半身はヒュッケバインの腰で支える形となります。
上半身は背中、下半身は腰のジョイントで繋ぐのみなので着脱も簡単に出来るようになっていました。

パーツの差し替えで背中と腰のスラスターの展開状態が再現可能。
ハッチ部分も固定なのでパカパカ閉じたりする事はありません。

差し替えな分ディテールも立体的です。


肩のアーマーですがこちらは腕に繋がるのではなく、背中のフレームにBJで接続されています。
もちろんサイド部分の黄色などもしっかり色分けされていました。


腕部はグリップが複数のジョイントで構成されかなり自由度の高い作り。
手首はエモーションマニピュレーターなので全ての指が可動します。

グリップを持たせない場合は収納しておく事もできます。




腕と同じくかなりのボリュームとなる脚部。
長いヒュッケバインの脚でも膝ぐらいまでです。
こちらもほぼ合わせ目が気にならない分割となっていますが
膝関節の一部やつま先のブレードはモナカ分割でその部分に合わせ目が出ます。


ブレードは変形の都合で前方にスライド可能。
つま先も同様に可動するようになっています。
また足裏のディテールも細かく作られていて肉抜きはありません。

HG AMガンナーと並べて。
人型と支援機タイプの違いはありますがキットのボリュームは同じぐらいな印象。
どちらもカラーはしっかり統一されていました。

長くなったのでその1は以上です。
その2では可動範囲やボクサー時のギミックを紹介していきます。
・その2はこちら
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