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HG ガンダムキュリオス レビュー

エクシアやデュナメスと同じく00 1期に登場したガンダムキュリオス。
こちらは放送時にリリースされたHGで2007年発売のキットです。
価格は1,650円ですが2025年4月以降の再販時にはおそらく値段が上がると思います。

付属品はGNビームサブマシンガン、GNシールド、シールド用ブレイド、
変形用股関節パーツ、ビームマシンガン用ジョイント、それに右平手が付属します。
余剰パーツはありません。

シール類ですがコンデンサやケーブルの他、機首部分のグリーン、
腹部の赤、胸部ダクトや腰ダクトの黒部分などを補うシールが付属します。


アレルヤ・ハプティズムが乗り込むソレスタル・ビーイングの第三世代機「ガンダムキュリオス」。
こちらは可変機構が搭載されたガンダムで高速戦闘が可能かつ格闘戦などにも優れた機体となっています。
機体デザインは肩や膝が張り出した刺々しいシャープなデザインでHG版でも変形は一部差し替えで再現されています。


パーツ分割などに多少古さを感じるところはありますが
プロポーションは良好で十分格好良くまとまっていると思います。
機体の作りは他の1期のガンダムと同じく関節はABSが中心でポリキャップはPC-123が使われています。


機体の配色ですが足りない部分が結構あり、シールで補う所も多いです。
それに加え、地味に全身にグレーが散らばった配色のためシールだけでは補えず塗装が必要な所が多いです。
肩の上面や膝のグレーライン、肩の装甲の裏など塗装箇所が広い所も多くかっちり塗り分けたい場合結構手間はかかると思います。




頭部アップ。特徴的なアンテナやシャープな顔つきも再現されています。
側面のコンデンサはクリアパーツです。
顎部分は別パーツ化されていますがオレンジなので赤色のシールを貼る方式です。

ツインアイはモールドで再現されています。


複雑な形状の胴体。
中央のレンズはクリアパーツですが背面のGNドライヴは蓋がされたタイプで取り外しギミックなどはありません。
一部のダクトなどはシールで補います。


クラビカルアンテナは差し替え無しで可動します。
レンズ類はエクシアなどと同じく透明なレンズの下に黒っぽいシールを貼ります。




機首となるバインダー部分は左右分割で合わせ目あり。
結構大きいパーツで一部ディテールをまたぐため消すのはちょっと大変そうです。
また機首部分のグリーンはシールで再現するため色分けはされていません。


肩アーマーも前後分割で合わせ目あり。
また肩の中央部分は丸ごとグレーなので塗装も必要です。
後ろ側に付いているオレンジの装甲は若干肉抜きあり。


腕部のレンズはクリアパーツ。
肘のケーブルは軟質素材ですが前腕部分はシールで再現します。

平手は右手のみ付属。
造形も良い感じです。



股関節はアレイタイプの股関節軸で上下にスイングが可能。
リアアーマー裏にはサーベルグリップが収納されています。
また股関節カバーを外す事でスタンド穴が出てきます。




膝に巨大なウイングが装着されている形状がユニークな脚部。
太腿のケーブルはシールで再現する方式です。
分割は左右分割で全体的に合わせ目が出ます。


脹脛のカバーを外せばコンテナ用と思われるジョイントが出てきます。
いつか使われる日が来るのかは分かりません。
黒い装甲のGNバーニアは一体成型されているため塗り分ける必要があります。

足裏は肉抜きがありますがディテール自体は入っています。
変形の都合もありつま先が可動します。


可動範囲ですが肩周りの自由度は高く肘は110度ぐらい曲がります。
腰は回転が可能ですがスイングはほぼ出来ません。

肩ですが胸部ブロックの一部も可動。


脚部は股関節がBJですがある程度開けます。
膝も深く曲がりますし足首はBJですが少し引き出すようにすれば接地もなかなか良好です。

武器を装備させて。
武器はコンパクトなGNビームサブマシンガンとクローとしても使えるGNシールドが付属。


スタンドは3mm軸の物が使えます。
トゲトゲした部分が多いですが意外と干渉は少なめです。




GNビームサブマシンガンはコンパクトな形状ですがしっかり砲口部分は別パーツ化されています。
ただ分割はモナカのため合わせ目は出ますしセンサーはシールでの再現となります。

またジョイントを使う事で腕部に直接砲身を取り付ける事が可能。
グリップも取り外し可能で単体で持たせる事も出来ます。



GNシールドは前腕に取り付けるタイプで回転が可能なものの取り付けられる箇所は1箇所なのでそこまで自由度はありません。
シールドは裏面に若干肉抜きあり。

もちろんクロー形態も差し替え無しで再現可能。
根本部分は断面部分を埋めるパーツがありますが先端は肉抜きがあります。



先端のブレイドは差し替えで再現。
HGなので先端はそれほど尖ってはいません。


また基部の伸縮も再現されていますがちょっとプラプラする感じです。
ただ回転なども可能ですしクロー先端には保持ダボがありきっちり閉じられるため遊びやすさは十分です。

GNビーム・サーベルのサーベルグリップは取り外し出来ますがサーベル刃は付属せず。
扁平タイプの刃を流用すれば抜刀状態を再現可能です。

続いて飛行形態への変形ギミックの紹介です。
まずは一旦脚部を取り外し股関節ブロックを抜き取ります。

膝を曲げ膝のウイングを下に回転させたらつま先周りを閉じます。

差し替え用の股関節パーツに両足を取り付け足首を回転。


バインダー部分を上下に展開し、頭部のアンテナをくぐらせアンテナを展開します。


肩アーマーのピンを展開させ機首部分に接続しロック。

肩のオレンジ色の装甲の向きを整え


手首を取り外した腕部にビームサブマシンガンやシールドを装着。

こちらは変形時に余るパーツです。
特に多い訳でもなく変形は気軽に行えます。

後は脚部を再び装着すれば飛行形態の完成です。


薄く鋭いシルエットが格好良くシンプルな変形ながらしっかり戦闘機らしい形状に変わっています。
股関節パーツにもスタンド穴があるため浮かせて飾るのも楽なのは良いですね。


ウイングやテールバインダーの角度はある程度調整可能。
各所にロックがあるため変形もカチっとした物です。


下から見るとガンダムの顔がはっきり見えるデザイン。
タイトな部分もなく変形はさせやすいです。



重力ブロック救出時に使った半分変形したような状態もそれらしく再現可能です。

もうだいぶキット化から時間が経っているので難しいとは思いますが
テールユニット付きも見てみたかったですね。



MGキュリオスと画像サイズを合わせて比較。
MGキュリオスは塗装してしまっているのでデュナメスと同じく当時のレビュー写真と並べています。
流石に色が省かれている所が多いのですがプロポーションは良好だと思います。



先に紹介したHGエクシアやHGデュナメスと並べてサイズ比較。
18.9mというわずかに高い頭頂高も再現されているようで他の2機より若干大きめです。


以上HG ガンダムキュリオス レビューでした。
こちらも放送時のキットでのため今となっては関節構造やパーツ分割などに多少古さを感じる部分はありますが
プロポーションなどは良好で変形も主要な部分にはロックがあり、股関節もパーツごと差し替えるため角度決めもしやすいです。
クロー周りのギミックも再現されテールユニットやハンドミサイルは付属しませんが十分遊べる内容でした。
しっかり配色を再現したい場合塗装にちょっと手間がかかりそうですが良い出来のキットでした。
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HG 1/144 GN-003 ガンダムキュリオス プラモデル 機動戦士ガンダム00 バンダイスピリッツ (ZP140209)
価格:
1,650円
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