HG ガンダムスローネアイン レビュー

「機動戦士ガンダム00」よりHGでキット化されているスローネシリーズ。
アイン、ツヴァイ、ドライの3機がありますが、今回まずは1号機のガンダムスローネアインを紹介します。
価格は1,760円です。

付属品はGNビームライフルのみとなり余剰パーツはあありません。

シール類ですが各所のセンサーやコンデンサ、ライフルのホワイト部分、
シールドなどのグレー、肩のピンクラインなどを補うホイルシールが付属します。


機動戦士ガンダム00より、チームトリニティの長男「ヨハン・トリニティ」が乗り込むガンダムスローネアイン。
HGでキット化されていますが初版は2008年のキットとなります。
エクシアなどとは異なり、GNドライヴ[T]が使用されたガンダムでデュナメスとヴァーチェの特性を併せ持つ砲撃型の機体としてカスタムされています。
体型なども結構独特ですが、やはり背面に装備された長大な「GNランチャー」が目を引きます。


バックパックにはGNランチャーがアームを介して取り付けられている他、ケーブルがシールドに繋がれているのが特徴的。
またGNドライヴ[T]の機体のため胸部のレンズはパープルです。
関節の作りですが他の00ファーストシーズンの機体と同じような構成でABSとポリキャップ(PC-123プラス)が併用されています。


機体のカラーリングですがメインカラーは黒というよりダークブラウンに近い茶色がかった色味となっています。
大まかな色味は十分再現されているものの細かいピンク部分などはシールで補う形となり
股間アーマーの先端や脚部スラスターダクト内部などシールが無い部分もあり
そちらは塗装で再現する必要があります。




頭部アップ。スローネ系らしい独特の形状でアインの場合頭頂部に巨大なアンテナが装着されています。
アンテナのイエローは再現されていますが、頬ダクトやトサカ基部などの色分けは塗装が必要です。

ツインアイはモールドで再現されていました。


胴体のアップ。
ドライヴはフレームと一体化したデザインで肩フレームなどが突き出た異形さのあるデザイン。
背面も変わった形状です。


首はポリキャップが使われています。
胸部のレンズはクリアで底面にシールを貼る方式。


GNランチャーの接続アームはヒンジによってスイング可能。
ただかなり肉抜きが目立ちます。
シールドに繋がれるケーブルは軟質パーツで可動の邪魔にはなりません。

ドライヴ周りは適度にディテールが入っています。
ドライヴの先に接続された細長い形状のバックパックのような物は
「GNドライヴスターター」となります。

バックパックのハッチは開閉可能。
ツヴァイとドライに付属するケーブルを繋ぐ事ができます。


「GNシールド」は肩に取り付けられています。
スイング可能ですが表面のホワイトやグレーなどの色分けが足りずシールで補う形となります。

肩アーマーにはクラビカルアンテナやサーベルグリップが取り付けられていますがサーベル刃は付属しません。


腕部アップ。前腕や肩ジョイントには合わせ目が出ます。
肩のスリット内部はピンクですがこちらはシールあり。
前腕の内側はホワイトなのですが、この部分にはシールが無いので塗装が必要です。
また手首は画像の手首のみとなります。


股関節はBJ。
股関節軸は基部で若干回転可能でカバーを取り外すとスタンド用の3mm穴があります。




脚部アップ。
脚部は膝下が独特のデザインでフレームが斜めになっているような形状が特徴的。
太腿側面や膝関節に合わせ目が出ます。
またスラスターダクト内部などはイエローで塗り分ける必要があり、このあたりは成型色が暗いので部分塗装が若干面倒かも。

足裏は肉抜きは無くディテールもきっちり入っていますが
左右分割でディテールをまたぐ合わせ目があります。
きっちり処理したい方はちょっと面倒そうな部分です。


可動範囲ですが作りはシンプルで胴体と肩は回転のみとなりスイングはできません。
首はBJですが短めなのでスイング幅は控えめ。
肘は100度ほど曲がります。


脚部は股関節がBJなものの、意外と良く動き脚も十分上げられます。
足首もBJですが接地はまずまず。膝は180度近く曲げられます。

武器を装備させて。
手持ち武器はGNビームライフルのみとなります。


GNドライヴスターターを避けるようにバックパックが接続されています。
GNランチャーは巨大ですが今のところ重さに負ける事はありません。




「GNビームライフル」
短めの形状で下部にアンテナのようなパーツがあるのが特徴的。
アンテナ両端のホワイトやセンサー部分はシールあり。
ただモナカなので合わせ目は出ます。



肩を回転させるとサーベルなどが背面のランチャーに干渉しやすいのですが、
ジョイントアームを動かせば干渉を逃がす事ができます。





「GNランチャー」はかなり大きめの武装で基部はポリキャップ接続。
構造は流石にモナカなので合わせ目が中央に出ますが、設定通り折り曲げるように動かす事ができます。


このランチャーは折りたたんだ状態でも砲口があるのが特徴で、アームをスイングさせる事で横方向などにも構える事が出来る自由度の高い作り。
ただ成型色はグレー単色で本来はダークブラウンとのツートンカラーのためかなりの部分を塗装する必要があります。



また折りたたまれていた先端部分は差し替え無しで展開可能。

砲身を展開させるとHGのガンプラの武器としては思えないほどの長さとなります。


後端部のグリップなどももちろん展開可能。


またライフルとのドッキングギミックも再現されています。


この状態で他のスローネのケーブルを接続し後ろのグリップを握らせる事が可能です。
どちらか1機と合体する事で「GNメガランチャー」
両方と合体する事で「GNハイメガランチャー」が使用可能となります。
その形態は後でツヴァイとドライも紹介するのでその時に再現します。


サーベルグリップは取り外し可能で持たせる事も出来ますが刃は付属せず。
扁平タイプの刃なら流用できますがクリアレッドタイプは意外と少ない印象。
こちらはHGCE ブラックナイトスコードシヴァの物を使っています。


HG オーバーフラッグと組み合わせて。


サーベルはもちろんオーバーフラッグに持たせる事も出来ます。


最後にHG ガンダムエクシアやHG オーバーフラッグと並べてサイズ比較。
頭頂高自体はさほど変わらないのですが肩幅があり背面の装備も大きいのでかなりボリューム感はあります。


以上HG ガンダムスローネアイン レビューでした。
ファーストシーズンの機体という事もあり多少構造は古いですが脚部などは意外と動かしやすくポーズの付けやすさは十分です。
細かい部分の色が足りず、暗い本体カラーに黄色などを塗る所が多いので部分塗装される方はちょっと大変そうですが
長大なGNランチャーは見栄えがしますし他のスローネと組み合わせてGNハイメガランチャーなども再現可能となっています。
後のアルケーにつながるようなデザインも面白いですし他のスローネと並べてみるのが楽しみです。
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執筆者:星丸
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