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HGCE デスティニーガンダムSpecII [最終決戦イメージカラー]レビュー

映画後半の最終決戦時に関節が赤く発光した状態のデスティニーを再現した今回の
HGCE デスティニーガンダムSpecII [最終決戦イメージカラー]。
価格は2,970円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
パッケージは単色タイプ。説明書もモノクロで機体説明などがない物でした。

付属品は高エネルギービームライフル、レールガン、対ビームシールド、
ソリドゥス・フルゴールビームシールドエフェクト、パルマフィオキーナ用平手&エフェクト、
アロンダイト&フラッシュエッジ2エフェクト、それに光の翼エフェクトが付属します。
・ランナーについてはこちら

シール類はセンサーの他、シールドや武装のカラーを補うホイルシールが付属します。

余剰パーツですがC2ランナーが2枚ある関係でアンテナの他、関節周りのパーツがいくつか余ります。
ただメタリックグレーの関節は1セットのみなので色を変えたりはできません。

映画「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」よりクリアカラーVerやゼウスシルエットと一緒にキット化されていたデスティニーガンダムSpecIIですが
今回は最終決戦時のカラーをイメージしたデスティニーガンダムSpecII[最終決戦イメージカラー]が新たにキット化されました。
印象的だった赤く発光した関節を成型色の変更で再現。
またブルーやホワイトなどの成型色も若干暗めに変更され関節もメタリックカラー仕様に変わっています。



関節はかなり明るいオレンジに近い赤色になりましたが他は暗めになり通常のSpecIIとはまた違った雰囲気です。
キット自体は通常のHGCEデスティニーガンダムと変わらず成型色の変更のみとなります。
そのため最新キットに劣らない可動範囲や多彩な武装などもしっかり再現。
また省かれた武器などはなく、劇中で使われていたレールガンが追加されていました。
関節はKPSとPC-002Aの組み合わせとなっています。


バックパックを取り外した状態。
機体のカラーですが大部分は成型色で再現され、足りないのはウイング先端や脹脛のノズル内部などで
脹脛のダクトなどは開口されシャープに仕上がっています。




頭部アップ。
CIWSの砲口を少し塗装するぐらいで良さそうですし血の涙のようなディテールもシャープに仕上げられています。
頭部側面に若干合わせ目が出ますが段落ちモールド化されている所もあります。


胴体のアップ。
SpecIIは胸部のラインはホワイトになり少し落ち着いた印象。
関節などのグレーはメタリックグレーの成型色になり引き締まって見えます。


バックパックのアップ。
ウイングは差し替え無しで大きく展開可能。
一番上まで跳ね上げるとカチっとした引っ掛かりがあり垂れ下がりにくい構造です。


武器のマウントアームもこれまで通り可動します。
ウイング先端のノズルは肘などと同じ赤色になっています。


腕部アップ。
腕部ですが肩にはフラッシュエッジ2ビームブーメランが装着され
前腕にはロール軸あり。
肘は二重関節です。


腰部のアーマー裏はディテールあり。
股関節はこれまで通り上下にスライド可能で下に下げる事で脚を上げやすくなります。




脚部のアップ。
関節が赤色になったのがかなり目立つ部分です。
合わせ目も出ずカッチリとした作りなのは変わらず。
また今回ですがポリキャップもオレンジに近い色に変わっていました。


赤い関節パーツは発光状態をイメージしたようなラメ入りの物に変わっています。
足裏はつま先に若干肉抜きあり。




可動範囲はこれまでと変わりません。
最新のSEED FREEDOMに劣らない可動範囲が確保されていてしなやかに動きます。


下半身も足首がBJなので接地こそ並ですが他は良く動きます。



HGCE デスティニーやHGCE デスティニーSpecII(ゼウスシルエット付属の物)と比較。
今回は関節を除きさらにブルーや武器周りのカラーが暗めの色合いに変わっていました。


SpecIIと比べると青色が紺色に近い色味に変わっていますしC2ランナーを追加する事で手首はグレーのまま他の関節の色が変えられています。

武器を装備させて。
今回は新たに試製35式改レールガンが追加されています。



光の翼エフェクトを取り付けた姿。
今回はクリアパーツの色味も変更され、HGマクロスシリーズで使われているような細かいパールが入ったクリアカラーに変わっています。

光の翼は変わらず蛍光パーツですが今回の関節パーツもかなり明るい蛍光仕様で
ブラックライトに強く反応します。



「試製35式改レールガン」
こちらはゲルググメナースなどと同じHG仕様のレールガンです。
分割はシンプルで中央に合わせ目が出ます。

フォアグリップが可動するので両手持ちも可能。
センサーの赤色は再現されていませんがシールがあります。



「MA-BAR73/S 高エネルギービームライフル」
下から付属していたライフルも変わらず付属。
こちらはメタリックグレーの成型色の変わっていました。

光の翼は角度によって大きく表情が変わり、通常の物よりさらに派手になった印象。



「対ビームシールド」
こちらは差し替え無しで展開します。


「MX2351 ソリドゥス・フルゴールビームシールド」
こちらも成型色が変更されパールがかったような色合いに変化しています。
手甲の黄色いパーツを一度外し挟み込む取り付け方法は変わらずです。

ただこちらは派手にブラックライトで反応する訳ではなかったです。


「RQM60F フラッシュエッジ2ビームブーメラン」
こちらの成型色も光の翼に合わせた物に変わっています。



「M2000GX 高エネルギー長射程ビーム砲」
こちらは成型色が暗めのグリーンに変更。
先端のカラーはシールで補えます。


これまで通りバックパックにマウントしたまま構えられます。
合わせ目はほぼ段落ちモールド化されていました。
アロンダイトの折り曲げジョイントはグレーですが、こちらはランナーの都合でレッドになるため気になるなら塗った方が良いかも。



「MMI-X340 パルマフィオキーナ」
エフェクトはソリドゥス・フルゴールと同じカラーに変更。
透明度が下がりパールの輝きが追加されているため存在感がアップしています。



「MMI-714 アロンダイトビームソード」
こちらは成型色が若干グレーっぽく変更されています。
またビーム刃も光の翼と同じカラーです。



本体の可動範囲も優れているため両手で構えても動きが付けやすいのは変わらず。
相変わらず動かしやすいキットです。


本体自体に変更は無いのでもちろんゼウスシルエットも装着可能。



HGCEブラックナイトスコードルドラと組み合わせて。
今回のキットでより最終決戦の姿が再現しやすくなりました。


最後にRG インパルスガンダムSpecIIやHGCE ブラックナイトスコードルドラとサイズ比較。
ディテール密度の差はありますがインパルスSpecIIと並べても違和感のないサイズです。



以上HGCE デスティニーガンダムSpecII [最終決戦イメージカラー] レビューでした。
内容としてはノーマルのデスティニーにレールガンを追加した内容なのですが最終決戦時の関節発光を再現するために
C2ランナーが1枚追加され手首や武器などはグレーのままになるよう配慮されています。
関節周りはかなり明るい蛍光色なのに加えメタリックカラーなので上手く発光しているような表現になっていますし
クリアパーツの色味も変更され、細かいパールの輝きが追加された事でより複雑な変化が楽しめる物になっていました。
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執筆者:星丸
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