MG RX-77-2 ガンキャノン レビュー【機動戦士ガンダム】

少し前にMG ガンダムVer.2.0をあらためて紹介したのですが、
今回はそちらに続きMG ガンキャノンを紹介します。
こちらは2001年に発売されたキットで価格は3,300円となりますが、
2026年8月以降の再販では3,960円に改定されるようです。

付属品はビーム・ライフル、スプレーミサイルポッド、コア・ファイター、平手、グレネード、そしてパイロットフィギュアが付属。
余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら

シール類はマーキングシールと転写式のガンダムデカールが付属します。


まずはフレーム状態。
2001年発売の今となっては古いMGではありますが、全身に近いフレームが再現されています。
胴体などは簡素ですが、手足などはシリンダーのディテールなどもあり、なかなか精密な作りです。

頭部もバイザー内部のディテールを再現するフレームパーツがあります。


胴体は簡素な構造ではありますが、コアブロックのパーツが用意されています。
もちろん付属するコア・ファイターを変形させて組み込む事も可能です。
またバックパックの内部ディテールもしっかり再現されていました。


下半身も伸縮などはしないものの、シリンダーのディテールがあり十分精密な作りです。

また膝を曲げる事で膝装甲裏のカバーも連動します。


続いてコア・ファイター。後に発売されるVer.2.0以降のガンダムやガンタンクなどと比べると若干色分けなどが足りず、
ミサイル・ランチャーやキャノピーの展開ギミックもありません。
ただランディングギアは差し替えで再現されていました。


Ver.2.0のコア・ファイターと比べると機首が細く、胴体が大きめのバランス。
2.0系のコア・ファイターはシートの回転ギミックなどもありますがこちらはありませんし
インテークなどの塗装も必要で機首の一部などに合わせ目が出ます。


変形は差し替え無しで可能です。
ただVer.2.0やガンタンクとは固定ジョイントが違うので互換性はありません。


コアブロックとコア・ファイターどちらもしっかり取り付ける事ができます。


装甲を取り付けてRX-77-2 ガンキャノンの完成です。
こちらは「機動戦士ガンダム」のカイ・シデンやハヤト・コバヤシが乗る機体で
赤いカラーリングや装甲の厚みを感じさせるデザイン、そして肩の巨大な240mmキャノンが特徴の機体です。
2001年発売の古いMGではありますが、プロポーションは四肢が太く、力強いバランスにまとまっています。


初期のMGという事もあり、装甲のディテールアレンジは少なめでスッキリとしています。
そのため様々な一年戦争系のMGと合わせやすいです。
関節周りの作りですが、可動部はポリキャップとABSの組み合わせ。
同年代の陸戦型ガンダムなどと異なりビスは使いません。


また肩の240mmキャノンは簡単に交換可能。
スプレーミサイルランチャー仕様にする事もできます。
色分けについてですが、元々シンプルな配色という事もあり、本体はしっかり成型色で配色が再現されていますが
手足の中央にある太いラインを黒く塗ったりするとより引き締まると思います。




頭部アップ。丸形の形状を再現していてバルカンや庇部分は別パーツ化され
バイザーはクリアパーツで再現されています。
ヘルメットは前後分割なので合わせ目は出ますが、アンテナは十分シャープでした。


胴体のアップ。胸部ダクトや横のノズルなどもしっかり別パーツ化されています。
バックパックの排気口なども立体感は十分で間延びしない程度にディテールも入っています。


コックピットは開閉可能。背面には弾倉ベルトのディテールがあり、胴体に弾頭が引き込まれる姿が再現されています。

立ちポーズのパイロットフィギュアはプロポーションからしておそらくカイ・シデンだと思います。
昔のMGなのでディテールはさほど精密な訳ではありません。


バックパックのバーニアなどは別パーツで再現されています。


「240mmキャノン」は上下にスイング可能。
根本にはカバーがあり隙間も目立ちません。
キャノンの砲身は砲口回りが別パーツ化されていますが基部はモナカで合わせ目が出ます。



「スプレーミサイルランチャー」
こちらも弾頭部分のカバーは別パーツですが基部に合わせ目あり。
キャノンほどではないですが上下にスイングできます。

また弾頭部分もしっかり色分けされています。


腕部アップ。腕部は肘関節の裏側に合わせ目が出ます。
手首は可動手と平手があり、可動手はそれぞれの付け根が動くタイプ。


平手は根本に可動軸があり、腕立て状態で射撃する姿勢を取る事が可能。
肘関節ですが裏側は設定画のようなジャバラタイプで表側は角ばった形状になっています。


股関節はBJで前後にスイング可能。
腰アーマーは全て動き裏打ちパーツがあります。




太くボリュームのある脚部は合わせ目のでない分割です。
膝を曲げるとフレームの膝カバーが連動して動く仕組みとなっています。


またカバーは開閉可能でグレネードをセットしておく事ができます。
足裏は肉抜きがなくディテールはかなり細かいです。


可動範囲など。胴体のスイング幅は控えめですが頭部はかなり上を向けます。
肩のジャバラ部分は全て独立しているため自然に腕を上げる事が可能。
ただ肘は90度ほどです。


肩スイング幅も控えめで胴体の左右スイング幅も最近のキットと比べるとあまり動きません。


脚部は股関節がBJですが開脚幅はまずまずです。
接地は比較的良好で膝も深く曲がります。

武器はビーム・ライフルが付属しています。

胸ダクトは可動しませんがしっかり開口されシャープな作りです。
各パーツも特にディテールが潰れたりはせず十分カッチリとしていました。



これは偶然だと思いますが、股関節の装甲は3mm軸接続なので装甲を外す事で様々なスタンドを使う事ができました。


重い装備などもなく、足も比較的大きいため安定感なども良好。
シンプルで動かしやすいです。




「ビーム・ライフル」
こちらは銃口などが別パーツ化されてはいますが基部などはモナカなので合わせ目あり。
スコープはクリアパーツで再現されていますが、無色クリアのためクリアイエローなどで塗装が必要です。


また手首は可動手タイプで保持用のダボもないのでちょっと安定しません。
このあたりは時代が時代なのでしょうがないですね。
後は肩スイング幅が控えめかつ、胴体が太いので両手で構えたくても角度が制限される所もあります。


肩の240mmキャノンは自由度が高いですが砲身の伸縮ギミックなどはありません。


このままでも十分な完成度だとは思いますが、もし2.0になったりする場合どういったリニューアルがされるのか気になりますね。


根本がスイング可能な平手を使えば伏せながらキャノンを構える事も問題なく再現可能。
首のスイング幅も広く、しっかり前を向けます。


「グレネード」
こちらも特に固定ピンなどはありません。


適当なエフェクトパーツを使って岩投げ。

この年代のMGは作りがシンプルでパーツも大きめでサクサク組める手軽さがあります。






旧HGUCや後に発売されるHGUC ガンキャノン(REVIVE)と画像サイズを合わせて比較。
旧HGUCよりややスタイリッシュになっていますが、REVIVEほど細くもなく四肢の力強さが特徴的です。




最後にMG ガンダムVer.2.0やMG ガンタンクと並べて。
ガンダムは2008年、ガンタンクは2009年発売のキットで結構時期が異なるのですが
並べても大きな違和感はありません。


以上MG ガンキャノン レビューでした。
一部簡素な所もありますが、フレームがしっかり作られていますし、
装甲の分割などもなかなか凝っていて昔の簡素なMGから現代のMG仕様に変わる過渡期のキットといった印象です。
プロポーションもしっかりとした力強さがあり、可動域もまずまずで多少合わせ目が出たり武器の保持が弱めといった所はありますが
サクサク組めて1/100サイズの迫力も楽しめるキットでした。
今でも十分出来は良いと思いますが、そのうちリニューアルされる場合はどのように変わるのか楽しみですね。
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執筆者:星丸
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