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HGUC ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ・ラーII](ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに) レビュー
ガンダムTR-1ハイゼンスレイに続き、ガンダムTR-1 ハイゼンスレイ・ラーIIがキット化されました。
価格は5,940円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
付属品はビームライフル、コンポジットシールドブースターと収納時再現用パーツが2セット、
右サーベル持ち手、右銃持ち手、左平手、それにサーベル刃が付属します。
シール類は各種センサーとヒートブレード部分などを補うホイルシールとマーキングシールが付属します。
ランナーがHGUCとは思えない量で箱もTR-6ハイゼンスレイII・ラーの箱より若干薄いぐらいでしたが
かなりのパーツが余剰となります。
ですがハイゼンスレイとして組んだりする事は出来ません。
以前キット化されたガンダムTR-1[ハイゼンスレイ]をベースに一部パーツを変更。
フルドドIIを2機を装備したハイゼンスレイ・ラーIIがキット化されました。
こちらはHGUCヘイズル改がベースとなっているのですが、
ハイゼンスレイで使われた股関節などが改良されたタイプが採用されています。
両肩や胸などにはマルチアームユニットが装着され
肩にはフルドドIIのスラスターユニット、腰には黒ーユニットが装着。
背面の他、腰部にもブーストポッドが装着され
ハイゼンスレイで腰に装着されていたサブアームユニットは外されています。
ハイゼンスレイからさらにパーツが盛られ、特に上半身はかなりのボリュームになっていますが
自立は問題なく可能でした。
背面にはハイゼンスレイ同様ブーストポッドが装着されていますが
さらにその下側にTR-6と同形状のドラムフレームが追加されています。
頭部アップ。右側はハイゼンスレイの物です。
基本的に流用なのですが、アンテナがサイコブレードに変更されています。
サイコブレードはそこまで精密なモールドは無くあっさりとした造形。
胴体は追加パーツを除けばハイゼンスレイと同じでアウスラと同じように背面には小さいウイングが装着されています。
ハイゼンスレイと画像を並べて胸部の比較。
アームユニットが装着されているため頭部は結構埋もれているような状態に。
背面も大きな違いはないのですが
ドラムフレームが追加されたため後ろ側にかなりパーツが伸びています。
ドラムフレーム周りはウーンドウォートと同形状とは言え作りはかなり簡略化されています。
下側にスタンドなどが使える3mm穴がありますがドラム部分に肉抜きあり。
また先端のスラスターやV字部分などはシールも無いので塗装が必要です。
ブーストポッドはカバーを差し替えれば砲口の展開が可能。
肩に装着されているマルチアームユニット&スラスターユニット。
こちらはフルドドIIと同型でアーム部分や砲身が可動します。
腕部はハイゼンスレイと同じ作りで左手には変わらず平手あり。
合わせ目は出ますが装甲内部の黄色部分などは別パーツ化されています。
ただ肩の角型スラスターはシールが無いので黄色塗装が必要です。
腰部も大きな変更が加えられサイドアーマーにはフルドドIIのクローユニット。
サブアームユニットの代わりにブーストポッドが装着されています。
リアアーマーは特に変わらず。クローユニットの接続方法ですが
流用されているフルドドIIのクローユニットに新たにジョイントパーツが追加されていて
サイドアーマーの四角いダボにはめ込む形になっています。
もちろん作りは変わっていないので開閉も可能。
股間のブーストポッドもカバーの差し替えで砲口の展開が可能。
ただこちらもシンプルな作りで裏側はほぼ肉抜き。
腰アーマー裏などは特に変わらず裏打ちパーツなどはありません。
脚部はハイゼンスレイの流用で改良が加えられたタイプです。
股関節は3軸タイプに変更され大腿部の合わせ目も出なくなっています。
脚部は脹脛横の細長いスラスターなどの黄色やスラスター内部の黒などの塗装が必要ですが
大まかな配色は再現されています。
足首は補助スラスターユニットが装着されたタイプ。
足裏は肉抜きもありません。
可動範囲ですが本体はハイゼンスレイと共通なのですが
フルドドIIが装着されているため干渉しやすい所が増え、動かし辛くなっています。
ガンダムTR-1ハイゼンスレイと比較。
下半身は共通ですが上半身にフルドドIIが2機装着されたためかなりトップヘビーになりました。
武器を装備させて。
武装はコンポジットシールドブースターが2本あるためそちらも装備すると凄まじいボリュームになります。
コンポジットシールドブースターはハイゼンスレイの流用でヒートブレードが長い物です。
ブレードの色分けはシールで補えます。
センサーは差し替え無しで収納可能。
センサーはシールで補えます。
腕部への接続はL字型のジョイントを介してセットするので固定はしっかりしています。
後端部のパーツは角度の選択が可能。
また収納時再現用パーツもあるためブレードを取り外し、後端部に縮まったブレードパーツを取り付ける事で収納状態になります。
クローモードへの変形はハイゼンスレイ同様出来ません。
肩周りなどのボリュームが増していますし、アームユニットなどは後ろに伸びるデザインなので
ハイゼンスレイより動かし辛くなっています。
このあたりはデザインの制約もありますししょうがないですね。
HGUCとしてはだいぶ重い機体なのでスタンドはしっかりした物を使ったほうが良いです。
それと腰のクローユニットは四角いダボで接続するのですが
元々スペアマガジンを取り付ける所ではめ込みが浅く干渉しやすいので良くポロリします。
また腰をひねるとこのパーツが胴体のウイングに当たる事があり、ウイングもポロリしやすいです。
だんだん抜けグセも付いてくるのでダボをきつくするかいっそ接着した方が扱いやすいかも。
ビームライフルはこれまでの流用で銃持ち手は右手のみ。
ライフルはモナカで合わせ目が出ます。
ビームサーベルもヘイズル系共通の物です。
やや短く感じますがクリアパーツが使われています。
最後に標準的な18MサイズのHGUCガンダムやHGUCガンダムTR-6 ハイゼンスレイII・ラーとサイズ比較。
ハイゼンスレイII・ラーと比べるとまだ常識的な大きさですが
それでもかなりボリュームがあるキットです。
以上HGUC ガンダムTR-1 [ハイゼンスレイ・ラーII]レビューでした。
以前発売されたTR-1ハイゼンスレイをベースにフルドドIIを装着、ブーストポッドの追加やアンテナをサイコブレードに換装したキットとなります。
箱を開けた時は部品の多さに驚きましたが余剰パーツがかなり多いので最初の印象よりは組みやすく感じました。
本体はハイゼンスレイで改良されたタイプが使われているので股関節の可動範囲などが向上していますが
デザインがデザインなので干渉箇所が多く、グリグリ動かすのには向きません。
ただハイゼンスレイからさらに盛られた武装や印象的なサイコブレードタイプのアンテナなど
大きく変化したハイゼンスレイの姿が堪能できるキットでした。
(プレミアムバンダイ)
HGUC ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ・ラーII]4月発送分などが受注されています
(amazon)
BANDAI SPRITS バンダイ HG 1/144 ガンダムTR-1[ハイゼンスレイ・ラーII](ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに)
バンダイスピリッツ
¥10,400 (中古品)円 (2023-12-31時点)
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