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HG ガイアガンダム レビュー
![](hg_gaiagundam008.jpg)
2005年に発売されたHG ガイアガンダム。
今回は再販された物を組んでみました。
価格は1,650円です。
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高エネルギービーム・ライフル、機動防盾、ヴァジュラビームサーベル刃2本、
グリフォン2ビームブレイド用刃2本、変形用差し替え前脚、それに変形用シールドジョイントが付属。
余剰はありません。
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シール類は各所の黄色や赤ラインを補うものが中心です。
![](hg_gaiagundam013.jpg)
![](hg_gaiagundam014.jpg)
ガンダムSEED DESTINYより2005年にキット化されたセカンドステージシリーズの機体、ガイアガンダム。
こちらは人型形態の他、バクゥを思わせるような四足獣のMA形態に変形できる機体です。
キットの方も一部差し替えではありますがMA形態に変形可能。
プロポーションは設定画に近いシルエットでまとめられています。
![](hg_gaiagundam015.jpg)
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2005年発売のキットという事もあり関節構造は今の目で見ると古め。
そのため肘関節なども太めの印象。
ポリキャップはPC-123プラスが使われていて一部の可動部にはABSも併用されていました。
![](hg_gaiagundam017.jpg)
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機体の色分けですが一部の黄色や赤などは成形色で再現されていますが全ては補えずシールも併用する方式。
ただシールを使っても全て補える訳ではないので塗装が必要な部分も多いです。
ベースカラーの黒に黄色や赤を塗る事になるので部分塗装派の方はそのあたりちょっと面倒そうです。
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頭部アップ。
頭部の分割は意外と細かく、額や隈取、顎部分などが別パーツ化されています。
ヘルメットは前後分割で合わせ目が出ます。
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ツインアイ部分はモールドでの再現。
さすがに別パーツ化はされていません。
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胴体ですが胸ダクトや背面の黄色ラインは別パーツ化されていますが
胸部中央の赤色はシールですしダクト内部のグレーなどは塗装が必要です。
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背面にはMA-81Rビーム突撃砲が装備されていて砲身がスイング可能。
砲身は一体成型されているため合わせ目が出ません。
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肩軸はシンプルな棒軸で胴体は前後分割なので合わせ目も出ます。
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グリフォン2ビームブレイドは基部でスイング可能。
スラスターなども再現されています。
ただスラスターは赤色でシールなどもないので塗装が必要となります。
![](hg_gaiagundam029.jpg)
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フロントアーマーはありませんがサイドとリアのアーマーは長めのデザイン。
リアアーマーの黄色ラインはシールがありますがサイドアーマーの赤色など細かい配色は塗装で再現します。
![](hg_gaiagundam033.jpg)
![](hg_gaiagundam034.jpg)
肩の装甲はダクトが別パーツ化されていますが黄色ラインはシールです。
ただモールドもあるので塗り分け自体は楽そうです。
また後方のダクト周りは黄色なのでこちらも塗り分けが必要です。
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![](hg_gaiagundam032.jpg)
腕部は左右分割で前腕に合わせ目が出ます。
前腕の一部はグレーのためこちらも塗装が必要です。
![](hg_gaiagundam035.jpg)
股関節はシンプルなBJでアーマー裏の細かいディテールなども特になしです。
もちろん昔のキットなのでスタンド穴もありません。
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![](hg_gaiagundam037.jpg)
![](hg_gaiagundam038.jpg)
![](hg_gaiagundam039.jpg)
脚部ですが足首は結構大きめなものの、大腿部や膝はかなり細め。
足首の赤ラインはシールがあります。
大腿部、脛ともに左右分割で中央に合わせ目が出ます。
![](hg_gaiagundam093.jpg)
足裏は肉抜きが無くディテールも入っていました。
![](hg_gaiagundam040.jpg)
![](hg_gaiagundam041.jpg)
可動範囲など。
可動はかなりシンプルで肩と腰は回転のみ。
肘は90度ほどで腰も背面のユニットが干渉するためあまり回す事が出来ません。
![](hg_gaiagundam043.jpg)
![](hg_gaiagundam044.jpg)
股関節はBJのため開脚幅は控えめ。接地も開脚幅に合わせられるぐらいです。
変形機構の関係もあり膝は良く曲がります。
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武器を装備させて。
武器は高エネルギービーム・ライフルと機動防盾が付属します。
![](hg_gaiagundam045.jpg)
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高エネルギービーム・ライフルは左右分割で合わせ目が出ますが銃口は別パーツ。
成形色はグレー一色でシールが無いため黄色や黒、白などで細かく塗り分ける必要があります。
![](hg_gaiagundam051.jpg)
![](hg_gaiagundam052.jpg)
肩のスイングが出来ませんし腰もあまり回転出来ないためこのあたりは最近のキットに慣れていると物足りなく感じるかも。
また腰を回しすぎるとサーベルが背面のユニットに干渉して外れてしまうのでそのあたりも注意が必要でした。
![](hg_gaiagundam047.jpg)
![](hg_gaiagundam048.jpg)
機動防盾は裏打ちパーツがあり厚みも十分。
黄色いラインはシールがありますが、フチの赤色はシールがないので塗装が必要です。
![](hg_gaiagundam053.jpg)
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シールドはグリップで保持しますが丸いグリップなものの特に手首の中でクルクル回ったりする事はなく構えやすいものでした。
![](hg_gaiagundam055.jpg)
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ヴァジュラビームサーベルはクリア刃が2本付属。
腰のグリップを外してそのまま持たせます。
持たせる場合保持用のピンが手首内部に引っかかる構造のため抜け落ちる事も無かったです。
![](hg_gaiagundam092.jpg)
HGCEのソードインパルスと。
股関節があまり開かず太腿ロールもないため大きく開脚したようなポーズは厳しいです。
![](hg_gaiagundam061.jpg)
![](hg_gaiagundam062.jpg)
続いてMA形態への変形ですが変形機構はシンプルで首を180度回転させたあと
肘関節と前腕を変形用腕部に交換します。
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後はカカトを跳ね上げ膝を逆関節方向に曲げます。
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クランク状になっているMA用頭部部分を前方に展開させ
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シールドジョイントを交換して胴体下部にシールドを取り付け、肩にビームライフルを取り付ければ
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MA形態の完成です。
バクゥのような四足獣形態ですがより鋭さが増したようなデザインで
グリフォン2ビームブレイドや後方に伸びる尻尾や腰アーマーがシャープなシルエットを作り出しています。
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![](hg_gaiagundam072.jpg)
前腕とシールドジョイントは差し替えですが変形ギミックはシンプルで手軽に楽しむ事ができます。
またこの形態でも特に保持が不安定といった所は無かったです。
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MA形態の頭部はバイザー状で首や尻尾含め左右分割で合わせ目が出ます。
ただアンテナは別パーツ化されていました。
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前脚はMS時の腕の可動をそのまま生かす事ができます。
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後脚も同様で開脚なども可能。
膝も十分曲がります。
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首はある程度上下にスイング出来ます。一応僅かですが左右にも動く作り。
手足の可動はそのまま生かせますが前足首が固定のため姿勢を低くして踏ん張ったようなポーズはちょっと取りにくいです。
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全体的にバクゥより刺々しいシルエットでビームブレイドなども目立ち格好良く仕上がっています。
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グリフォン2ビームブレイドはクリア刃が付属。
ビーム刃も細かい造形で長さなどもピッタリでした。
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翼のように広げる事ももちろん可能でシルエットに変化を付ける事ができます。
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各パーツは基本的にバクゥより攻撃的になっている印象ですが足首だけは愛嬌のある感じなのが面白いです。
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HGCE フォースインパルスやHGCE ウィンダム(ネオ・ロアノーク専用機)と比較。
HGCE組と比べるとサイズは若干小さめでした。
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![](hg_gaiagundam079.jpg)
以前紹介したHGバクゥとも。
本体のボリュームは同程度です。
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![](hg_gaiagundam089.jpg)
![](hg_gaiagundam012.jpg)
以上HG ガイアガンダム レビューでした。
黒い機体で四足獣型のMA形態に変形するのが特徴的な機体です。
今回変形は一部差し替えで再現されていますが差し替えるパーツ自体は少なく、シンプルなのでストレスなくギミックを楽しむ事ができました。
グリフォン2ビームブレイドなどは良く動き変形可能という事もありかなり遊べる内容ですが
本体の関節構造はさすがに古いので最近のキットのような派手な動きは付けられない所はあります。
HGCEでのリメイクはもちろんですが、カラミティ、フォビドゥン、レイダーのような
アレンジされまくったフルメカニクス版などもそのうち見てみたいですね。
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