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HGCE ダークダガーL　レビュー

以前発売されたHGCEダガーLに続き、ダークダガーLもキット化されました。
価格は1,650円です。

付属品はM703k ビームカービン、シールド、Mk39低反動砲、サーベル刃2本のみとなります。
シール類はありません。

余剰パーツですが関節パーツのランナーがHGBFビルドストライク系なのでそちらのパーツが余ります。
このあたりはダガーLと変わりません。

ガンダムSEED DESTINYより「ファントムペイン」が使用するダークダガーLがキット化されました。
こちらはステルス性を重視したブラック＆ダークグレーがメインカラーになっていて、
ソールやコクピットなどの暗いワインレッドが不気味な雰囲気を強調しています。
キット自体は先に発売されたダガーLがベースになっていて本体はカラバリとなります。

キットの作りはダガーLと変わらず、主要な関節はHGBF ビルドストライクの構造が流用されています。
この構造はHGCE ストライクなどにも流用されていますが、
ダガーL系の場合は首がポリパーツではなくプラ製になっていたりと若干進化している所がありました。
流用なのでABSは使われておらず、ポリキャップとKPSが併用されポリキャップはPC-002となります。

機体のカラーリングですがシールが無い事からもわかる通りシンプルなカラーリングな分成型色でほぼ再現されています。
細かいダクト内部などをブラックで塗装するぐらいですしそのままでも十分雰囲気良く仕上がります。
またバイザーはクリアパーツ化されクリアイエローで成形されていました。

頭部アップ。通常のダガーLと並べて比較しています。
形状そのものは共通でカラー変更のみ。
耳部分には「M2M5トーデスシュレッケン12.5mm自動近接防御火器」が装着されています。

もちろんカメラ内部にはツインアイ状のディテールが刻まれています。

クリアパーツですがかなり明るい蛍光樹脂が使われていてブラックライトなどにも良く反応します。
そのため機体カラーが暗い色でも程よく目立つようになっていました。

胴体はストライクを簡略化したようなデザインで腰にはサーベルグリップが装着されています。
背面はストライカーパック対応のジョイントがあり角形スラスター部分も別パーツで再現されています。
尚ダガーLと同じくクナイのような武器のスティレットは再現されていません。

角形スラスター内部には細かいディテールが入っています。

腕部は肩アーマーの合わせ目がディテール化されていますが前腕はあまり気にならない部分に逃されていますが合わせ目あり。
手首は1種類のみです。

股関節はスイングギミックがあるタイプ。
フロントアーマーとサイドアーマーが可動し特に裏打ちなどはありません。

脚部もダガー系らしいシンプルなデザインですが脹脛のスラスターや膝部分などはしっかり別パーツ化されています。
脹脛などの合わせ目はディテール化されていました。

脹脛のスラスターは可動します。
足首は蓋パーツがあり肉抜きはありません。

可動範囲ですがカラバリのためダガーLと変わりません。
上半身は非常に優秀で腰や肩のスイングなども良好。肘も深く曲がり
シンプルなデザインのため干渉が気になる所もありません。

脚部は股関節や膝は良く動きますが、足首の左右に動く部分がBJのみのため接地は普通です。

ベースとなっているHGCE ダガーLと比較。
本体はカラバリなので造形的な変更点はありませんが
カラーがブラック系になったため一気に悪役っぽい威圧感のあるカラーになりました。

武器を装備させて。
今回はダガーL付属の武器の他、新しくMk39低反動砲が追加されています。

黒系のカラーといってもダークグレーとブラックが使われているため意外とのっぺりした印象は無く
程よい変化が感じられます。

「M703k　ビームカービン」
こちらはダガーLの流用ですがセンサー部分の成型色がダークグレーに変わっています。
左右分割ではありますが合わせ目は段落ちモールド化され
銃口はしっかり別パーツ化されています。

コンパクトで軽い武器なので保持にこまるような事はありません。
ただ銃持ち手は無いのでトリガーに指をかける事はできません。

シールドも本体に合わせダークなカラーリングに変わっています。
構造自体は共通です。

腕にジョイントパーツをはめこみ2箇所からマウント位置を選ぶ作り。
BJなので微調整も可能で構えやすい作りです。

こちらも中央の赤いパーツがワンポイントになっていて本体とも良くマッチしていました。

「ES04B ビームサーベル」
腰のグリップを取り外しそのまま持たせます。
サーベル刃は標準的な長さの物が付属。
ここまでがダガーLから流用された武装となります。

こちらが目玉となる新規武装の「Mk39　低反動砲」
長大なバズーカ砲で本体を超える長さかつスリムなデザインになっているのが特徴的。
構造はモナカなので中央に合わせ目が出ます。

ギミックはシンプルでセンサーが可動するのみとなります。

持たせると本体とマッチしていて良く似合います。
かなり長い武装なので見栄えも良く存在感は抜群です。

グリップは固定なのですが角度が付けられていて担ぐような構え方が簡単に再現できます。
長さはありますが変わったギミックなどはなく軽いのでこちらも保持は問題なしです。

暗い成型色メインの中、蛍光色クリアパーツのバイザーが目立つのが良い感じです。
関節もクセが無く遊びやすいのは良いですね。

もちろん様々なストライカーパックを装着可能。
こちらはHG ストライクノワールのノワールストライカー。

こちらはHGCE ウィンダム＆ダガーL拡張セットのドッペルホルンです。
今は様々なパックがリリースされているので組み合わせの幅はかなり広いです。

最後にHGCEストライクとHG ザクウォーリア（ルナマリア機）と大きさ比較。
HGCEなので当時のHGより少し大きめでストライクと同じぐらいのサイズ感です。

以上HGCE ダークダガーL　レビューでした。
今回は先に発売されていたHGCE ダガーLをベースに成型色を変更。
新たにMk39 低反動砲をセットした内容となっています。
武器が追加された分値段は少し上がっていますが、その分プレイバリューは上がり
低反動砲もかなりの大きさで見栄えが良い武装となっています。
全身がブラック系のカラーとなり威圧感のある印象になりバイザーも蛍光色が使われているため良く目立ち
格好良く出来の良いキットとなっていました。

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