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HGUC Gディフェンサー&フライングアーマー レビュー
リバイブ前のガンダムMk-IIとセットで販売されていたGディフェンサーとフライングアーマーをまとめた
HGUC Gデフィフェンサー&フライングアーマー。
最近プレミアムバンダイで再販受注されていましたが今月届いたので紹介します。
価格は1,980円です。
付属品はバックパックジョイントとフライングアーマー用スタンドのみとなります。
シール類ですがGディフェンサーのウイングなど細かい色分けを補うホイルシールと
RG風に仕上げるためのリアリスティックデカールが付属します。
Mk-IIのパーツが一部余剰となります。
まずはGディフェンサー。こちらはリバイブでリニューアルされる前のスーパーガンダムに付属していた物が流用されています。
特にギミックなどに変更は無く、流用キットとなっています。
ただ一部成形色がRGに合わせ若干変更されていました。
構造も共通なので可動部にはポリキャップとABSが使われています。
HGUCのスーパーガンダムは2002年発売のキットなので流石に分割などに時代を感じる所はあります。
大まかな配色は再現されていますがウイングのフチのブルーや機首周りや一部のダクト、それにライフルの白ラインなどはシールで補う方式。
また各所の細かいダクトやバーニア内部などは塗装が必要となります。
機首周りはカッチリとした造形で横のダクトなどにも細かいディテールが入っています。
下部には一部合わせ目あり。
バインダー先端のミサイルポッドハッチは差し替え無しで開閉可能。
弾頭は取り外しはできませんが別パーツ化されているので塗り分けは楽そうです。
ウイングはフチのブルーこそシールですが根本でスイング可能。
テールの可動部分やスライドするパーツはABSで耐久性にも配慮されています。
バインダーの保持アームなどはシリンダー状のディテールになっています。
後部ノズルなどは白一色なので塗装が必要です。
バインダーは左右分割のため中央に合わせ目が出ます。
ランディングギアのようなパーツは可動するものの、ポリキャップが丸見えですし肉抜きもあります。
ロングライフルは砲口部分が別パーツ化されていますが基本的にモナカ分割なので合わせ目は出ます。
ブルーのカバーは色分けされていますが白いラインはシールでの再現となります。
スーパーガンダム付属のGディフェンサーと。
青色が濃くメリハリのある成形色になっていました。
RG ガンダムMk-IIと並べて。
もちろん今まで通りRGにも対応しています。
スタンド穴はありませんが、ドッキング用の3mmピンがあるため3mm棒を3mm穴に変換するジョイントがあれば色々なスタンドが使えます。
可動部位はいくつかありますが特にポロリなどはせず、ミサイルハッチの保持力なども十分でした。
Gフライヤーへの換装ですがMk-IIのバックパックのカバーを外し、付属のジョイントを組み込んだら
左右のエンジンユニットをスライドさせバインダー部分を展開し
スラスター下部にある保持アームを展開しコアファイターのカバーを開けたらMk-IIを裏面に接続するだけです。
これでGフライヤーの完成です。
RGを使っていますが複雑な変形ではなくMk-IIもつま先を伸ばしてバックパックを接続するだけなので
特に問題なく合体できますし保持力なども十分です。
接続は3mmピン1本のみでの接続となりますが1/144サイズという事で重量も軽く特に扱いにくいという事もなかったです。
ただGディフェンサーがHGUCベースなのでRGと組み合わせると流石にディテールの密度差を感じる所があります。
スーパーガンダムへの変形ですがまずはコアファイターを分離。
コアファイターは小さいウイングが差し替え無しで展開。
スタンドも3mm軸の物が使えます。
後は左右のユニットを再度スライドさせ白い装甲板を前方向に動かし
バインダーを左右に開くだけです。
これでスーパーガンダムの完成となります。
こちらもやはり簡単な変形のため差し替えなどの面倒な手間もありません。
ロングライフルですがRGはRGの銃持ち手には合わず、可動手で持たせる事になるため保持が結構危ういです。
可動手は抜け癖なども付きやすいので場合によっては調整が必要になるかも。
Gフライヤー以上にMk-IIが目立つ形態なのでやはりディテールやパーツ分割の差がわかりやすいのですが
RG仕様に合わせたリアリスティックデカールがあるのでそちらを貼ると手軽にGディフェンサーの情報量が増やせそうです。
旧HGUCではなくリバイブのMk-IIにももちろん対応しています。
ただリバイブのレビューでも書きましたが手首とロングライフルのグリップが合わないので持たせたい場合は旧HGUCから手首の流用もしくは加工が必要です。
Mk-IIのバックパックジョイントはこのような形ですが
バーザムやヴァイスバーザムにも対応しています。
続いてフライングアーマー。
こちらも旧HGUC ガンダムMk-IIとセットで販売されていた物の流用となります。
Gディフェンサーと違い、フライングアーマーの色変更は無いそうです。
シンプルなキットで組み立ても簡単なのですが結構大きいSFSでボリュームが感じられます。
こちらはシールが無いのですがシンプルな配色のため成形色で十分色分けされています。
RG Mk-IIと並べるとこのぐらいのサイズ感です。
機首周り。
機首の後ろ側にはMk-IIのシールドを固定するダボがあります。
手足の収納部分は赤いパーツで色分けされています。
グリップなどはなく、手首をそのまま入れるだけです。
シールドはこのように装着します。
ダボでしっかりロックされグラつく事はありません。
こちらは専用のディスプレイスタンドが付属。
スライドロックするタイプで大きな機体をしっかり支えられます。
スタンドに取り付けるとこのようになります。
スタンドは簡単な構造で回転などはできませんがある程度機首を上げて飾れるようになっています。
特に四肢を固定するロックなどはないのですがスペースが広く不安定になったりズレ落ちる事はなかったです。
もちろんライフルなども問題なく構えられます。
スタンドの高さも変えられると良かったのですが安定感があるのは良いですね。
こちらもRGと組み合わせるとディテールの差はどうしてもあるのですが、
Gディフェンサーほど合わせ目が目立たずまたサブフライトシステムという事もありそちらよりは気にならない印象。
またGディフェンサーと同じくデカールで情報量も増やせます。
もちろんリバイブMk-IIにも対応していますし
他のガンプラも極端に大きい機体でもなければ大抵乗せられると思います。
専用の接続ジョイントなどもないシンプルな機体なので30MMや30MSなども問題なく乗せられます。
大きさがあるので余裕があるのは良いですね。
以上HGUC Gディフェンサー&フライングアーマー レビューでした。
旧HGUC Mk-IIとそれぞれセットで売られていたGディフェンサーとフライングアーマーをまとめたキットとなっています。
元々RGもリバイブMk-IIもこれらに対応した構造になっているため旧HGUCを買わなくてもこれで2つまとめて揃えて組み合わせる事ができます。
ただRGとHGUC両方手首が合わなかったり保持力がイマイチだったりするため出来れば対応した持ち手は新規で欲しかった所はあります。
とは言えRGに合わせたリアリスティックデカールなども付属している他、2機まとめて手に入るのはやはり嬉しいですね。
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