HGスコープドッグ用拡張パーツセット7 レビュー

HGスコープドッグシリーズに対応し、様々な仕様や武装を再現できる拡張パーツセット。
今回は新しくHG スコープドッグ用拡張パーツセット7が8と同時に登場したのでまずは7からレビューしていきます。
価格は1,980円でプレミアムバンダイでの受注品となります。

セット内容ですが、
・ゼトラ機用再現パーツ
・レーン機用再現パーツ
・フォークト機再現パーツ
・サンサ戦グレゴルー機用ターレットレンズ
・サンサ戦キリコ機用腕部パーツ
・バウンティドッグ用カメラパーツ
・ゼトラ機用スナイパーライフル
となります。

余剰パーツは自由に使える外装パーツ扱いです。
こちらは装甲に3mm穴がありカスタマイズが出来ます。
・ランナーについてはこちら


各種ターレットレンズやスコープ用のシールがありますがこちらは厚めのプラスチックシールでクリアパーツのような質感です。
また今回は新しく中央にグラデが付けられたタイプがあり、ノーマルのスコープドッグなどに使う事も出来ます。

今回も本体のスコープドッグは別売なので別途用意が必要です。
自分の物は太腿をアップデートパーツに変えてあります。

今回の拡張セット7ですがサンサ戦仕様を再現するには拡張セット8が必要で7単体だとコマンドフォークトの一部が再現出来ます。
まずは「スコープドッグ ゼトラ機」ですが
カメラパーツ、肩のフック、スナイパーライフルの他

胴体の一部をこちらのフォークト用胴体パーツに交換します。

バイザーは右耳を交換し、巨大なスコープが付いたパーツに換装。

また肩のフックも交換しておきます。


小説やホビージャパンの誌上で展開された「装甲騎兵ボトムズ コマンドフォークト」。
今回は3機の機体が再現可能でこちらはスナイパー仕様の「スコープドッグ ゼトラ機」となります。


換装部位は頭部、肩、胴体の一部のみですが胴体は分解が必要となります。
とはいえパーツ自体は少ないので換装は比較的手軽。
ただコマンド・フォークトはカラーがダークブルーで通常のスコープドッグとは全く異なるカラーなので全塗装が必要になりますし
肩のマーキングのデカールなども今のところ付属していません。

説明書の画像ですがカラーはこのようになります。




頭部は巨大なスコープが取り付けられた特異な形状。
もちろんレンズはプラスチックシールで今回は中央にグラデが入ったシールもあるのでより光っている印象にする事が出来ます。
基部構造は変わっていないのでターレットレンズはスライド可能。


ノーマル版との比較。
頭部のカメラの巨大化が目立ちます。


武器を装備させて。
ライフルのケーブルですがこちらは右耳部分に繋げる形となります。



「スナイパーライフル」
こちらはかなり長いデザインでケーブルはシリコンゴム製です。
分割はモナカで中央に合わせ目が出る他、グレーとライトグレーで塗り分ける必要がありこちらも塗装が必要な部分は多いです。


可動範囲などは通常のスコープドッグと変わりません。
ノーマルスコープドッグ詳しいレビューについてはこちらを参照してください。


スナイパーライフルのレンズももちろんプラスチックシールあり。
光も良く拾い綺麗に仕上がります。


一応平手を使って両手で構える事も出来ますがストックが長く、腹部も突き出たデザインなのでどうしても窮屈な部分があります。
ただこのデザインでも一応両手で構えられるのは良いですね。
シリコンゴムのケーブルはちょっとハリがあり、何かに引っ掛けるようにしないと垂れ下がらずピンと張ってしまうのでそのあたりは少し手間かも。

カメラやライフルはインパクトがあるのでオリジナルカスタムなどにも活躍しそうなパーツです。

続いて「スコープドッグ レーン機」への換装です。
こちらはバイザー、胸部パーツ、肩のフックを交換します。

バイザーはパイプのあるタイプに交換。


胴体パーツはフォークト用を使いますが上面のパーツも専用の物に交換します。


換装が終わりコマンド・フォークトの主人公レーンが乗る「スコープドッグ レーン機」の完成となります。
こちらは後半に乗るスコープドッグ アサルト レーンカスタムほどではないですが頭部や胸部が特徴的な形状に変えられています。


こちらも頭部や胸部と肩のフックを交換するぐらいで換装にさほど手間はかかりません。
ですがコマンド・フォークトのカラーは全てダークブルー系のカラーとなるためこちらも全塗装が必要です。

頭部はバイザーとアンテナが交換されていますがターレットレンズ自体は共通です。

胴体は胸部に装甲を被せたようなデザインです。
このためややボリュームが増しマッシブに感じるようになっています。


ノーマル版との比較。
上半身のみの違いですがシンプルな胸部が複雑な形状になりバイザーのパイプも格好良いです。


武器を装備させて。
まだ連結式マガジンのヘヴィマシンガンが無いので
ヘヴィマシンガンかヘヴィマシンガン改を持たせます。


胸部のボリュームが増しましたが可動には特に影響はありません。
ターレットレンズの可動もこれまで通りなので回転とスライドが可能。


腕部も特に変えられていないのでアームパンチギミックも搭載されています。

また降着ポーズも問題なく可能です。

そして最後のフォークト機ですがこちらは脚部がターボカスタムのため
・HG 拡張パーツセット6
・HG スコープドッグ・ターボカスタム
のどちらかが必要となります。

頭部はアンテナを大型の物に交換するのみ。
胴体は他と同じようにフォークト用に交換します。


これでフォークト中佐の乗る「スコープドッグ フォークト機」の完成です。
他の2機は上半身のみのカスタムでしたがこちらはターボユニットが装着されているため下半身も異なります。
それ以外はシンプルですがアンテナはかなり大きく複雑な形状の物に交換されています。


背面のミッションパックなどは無し。ターボカスタムですがシンプルな姿です。
こちらもやはり再現するには全塗装が必要となってしまうのは変わりません。
コマンド・フォークトにも対応するようなデカールセットなどもそのうち出して欲しいですね。


頭部はアンテナが変わったのみでターレットレンズなどは変更なし。
自分は特に貼り替えてはいませんが今回付属するグラデ仕様のプラスチックシールを使っても良いかも。


ノーマルスコープドッグと比較。
脚がターボカスタムなのでボリュームが増していますが背面などはスッキリした姿です。

武器を装備させて。
こちらはヘヴィマシンガンを流用します。



もちろんジェットローラーダッシュは差し替えなしで展開可能。
新規パーツの胴体も成型色は合わせられていて違和感はありませんでした。


ここまで拡張パーツが色々出てしまうとパーツの管理が大変だったりしますし
必要なセットの把握なども大変だと思うのでコマンドフォークト系などは成型色を変えた単品版などもリリースして欲しいですね。


今回は3機のみですが、巨大なアンチマテリアルキャノンを装備したボックメッサー機や
スコープドッグ アサルト レーンカスタムなどまだ複数あるので他の機体も是非リリースして欲しいですね。



そしてこちらは「バウンティドッグ ボイル機」に使うターレットレンズパーツ。
丸型と角形のレンズが組み合わされた形状で回転が可能。
ただバウンティドッグは全身足りないパーツだらけなので再現は出来ません。
今後のオプションなどで補完されるのかも?



そして「スコープドッグターボカスタム サンサ戦 グレゴルー機」に使うターレットレンズ。
パイプフレームで保護されているのが特徴です。
こちらはオプションセット8と組み合わせて再現出来るようになっています。


「スコープドッグターボカスタム サンサ戦 キリコ機」用の腕パーツ。
こちらはフレームがむき出しになっているのが特徴でやはりオプションセット8と組み合わせます。



もうかなりのオプションパーツがリリースされたので好みで色々カスタムしたりする事も可能になりました。
今後どれだけのスコープドッグ派生がフォローされていくのか楽しみですね。


以上HG スコープドッグ用拡張パーツセット7 レビューでした。
今回は様々な機体に必要なパーツがありますが、サンサ戦キリコ機&グレゴルー機は8との併用が必要となります。
また7はコマンド・フォークト系の機体のいくつかがフォローされているのが特徴で、全塗装が必要なものの
細かい形状違いのパーツや長大なスナイパーライフルなどがセットされ今後の展開も楽しみになる内容でした。
ただ色々再現出来るようになったのは良いですが、その分部品管理も大変になってきたのでいつか単品版も出して欲しいですね。
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執筆者:星丸
ガンプラやプラモデル、模型用ツール&マテリアルのレビューをしています。
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