HG ガンダムスローネドライ レビュー【機動戦士ガンダム00】

HGでキット化されているトリニティのスローネシリーズ。
アインとツヴァイを紹介しましたが今回は3機目となる「ガンダムスローネドライ」を紹介します。
価格は1,760円です。

付属品は少なくGNシールドの展開用パーツとケーブルパーツのみです。
余剰パーツもありません。
・ランナーについてはこちら

シールはツインアイや胸部コンデンサ部分の奥に貼る物の他、
クラビカルアンテナや肩などのスリット、それに各所の白部分を補うホイルシールが付属します。

「機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン」に登場するスローネシリーズ。
今回紹介するのはネーナ・トリニティが乗り込む「ガンダムスローネドライ」です。
GNドライヴ[T]を装備した機体で大部分は他のスローネシリーズと共通の形状ですが
こちらは戦闘をサポートする能力に特化した機体で背面などの
巨大なユニットから大量のGN粒子を放出する「GNステルスフィールド」の使用が可能となっています。



キットの大部分は他のスローネと共通で関節はポリキャップとABSの組み合わせ。
ポリキャップはPC-123プラスが使われています。
ただ頭部や背面ユニットなどに差があり、大きなセンサーなどを内蔵したような長い頭部や
背面の巨大なバックパックが特徴的です。


機体のカラーはマルーン系の赤色がメインカラーです。
大まかな配色は成型色で再現はされていますが、やはり他のスローネと同じく塗装が必要な部分も多いです。
特にバックパックやGNシールド周りなどは塗装箇所も多いですし
膝などのスラスターダクト内部なども細かい塗り分けが必要です。
ただ各所の白色は一応シールでカバー可能ですが足りない所もあります。




頭部アップ。スローネアインやスローネツヴァイと比較しています。
情報処理能力を高めるために頭部は大型化され前後にかなり長くなっています。
フェイスの形状も他のスローネとは僅かに異なり違いが目立つパーツです。

目部分のパーツは一応モールドでツインアイが再現されています。


胴体のアップ。
こちらは他のスローネと共通でドライヴがフレームに固定され「GNドライヴスターター」が背面に取り付けられています。
胸部のコンデンサはクリアパーツで底面にシールを貼る方式です。



巨大なバックパックですがこちらは前後分割で合わせ目あり。
カバーは展開可能ですが内部などはフレーム色のため塗装が必要です。
ただカバーの白ラインはシールあり。


バックパックは左右のユニットがスイング可能でさらに跳ね上げる事も出来ます。
ただ一部ポリキャップの軸が露出します。




肩の装備ですがこちらも他のスローネとは異なり
右肩には「GNシールドポッド」、左肩には「GNシールド」が装着されています。
こちらもやはりフレーム色などで塗装が必要ですが白部分はシールがあります。
GNシールドは裏打ちがありますが、GNシールドポッドの裏側はスカスカで肉抜きが目立ちます。


腕部は他のスローネと変わらない構造。
肩にはサーベルグリップが取り付けられ、クラビカルアンテナの赤色や肩スリットのピンクはシールあり。
肩ジョイント部分などに一部合わせ目が出ます。


右腕には「GNハンドガン」が装着されています。
こちらはスローネツヴァイと共通でカバーを開きケーブルを取り付けられる構造です。

股関節も変わらずBJで基部が回転可能。
カバーを外せばスタンド穴があります。




脚部の造形も他のスローネと変わらず。
合わせ目の大部分はディテール化されていますが太腿側面に合わせ目あり。
またスラスター内部は黄色や黒などで塗り分ける必要があります。

足裏は裏打ちがありますがディテールを跨ぐ合わせ目があるのも変わらず。


可動範囲ですがこちらも他のスローネと大きく変わらず。
腰と肩は回転のみで肘は100度ほど、ただ後頭部が長くなりGNドライヴスターターに干渉するためあまり上を向けなくなっています。


脚部は相変わらず柔軟で接地などもまずまず。
膝も深く曲がります。




HG スローネアインやHG スローネツヴァイと比較。
どれもほぼ共通の機体ですが頭部デザインや装備でしっかり差別化されています。


今回は支援特化の機体という事で武装自体はシンプル。
GNハンドガンがあるのみです。


GNハンドガンは前腕に装着されるので特に保持に困る事はありません。
不意に外れるような事もないです。

右肩のGNシールドポッドは7つのブロックがあり、ミサイルや予備のサーベルなどが内蔵されているという設定ですがそういった部分は再現されていません。


今回もサーベル刃は付属しませんが、クリアレッドで扁平タイプの刃があれば流用可能。
最近のキットだとGNフラッグの物などが使えます。

左肩のGNシールドの展開ギミック。
こちらはハッチごと差し替えます。


後は背面のハッチも開く事で


大量のGN粒子を放出し、広範囲のジャミングを行う「GNステルスフィールド」発動時の再現が可能です。

ただバックパック下部のフィンも展開するのですがそちらは固定で動きません。


これでスローネ3機が揃いました。
それぞれしっかり役割が分担されています。


今回もケーブルが付属していてアインの背面に装着する事で


「GNメガランチャー」の再現が可能。
グリップも握らせる事ができます。



さらにツヴァイも加える事で「GNハイメガランチャー」へ。
3機揃うと圧巻です。



リード線で各機体をつなぎ、片方の機体でグリップを握らせるだけなので特に面倒な部分もなく
外れたりして困るような事もない扱いやすいギミックです。
劇中では遠距離からGN-Xを撃ち落としたのみで
基地を破壊したメガランチャーの方が印象深い感じでしたがこうして飾れるのは良いですね。


またバックパックなどのジョイントは互換性があり、好みの装備を取り付けてオリジナルの組み合わせを作る遊びも可能です。


HG ガンダムエクシアとサイズ比較。
背面のボリュームもあるため一回り大きい印象です。


以上HG ガンダムスローネドライ レビューでした。
スローネシリーズ最後の1機となりますがこちらは支援用途に特化した機体で武装自体はシンプルですが
GNステルスフィールドを発生させるバックパックやGNシールドが特徴的な作りで
塗装が必要な部分は多いですが各ハッチの展開も可能でした。
作りはスローネシリーズとほぼ同じなのでやや古い所はあるものの3機揃えると
それぞれ個性ある武装で並べるのが楽しいですしGNハイメガランチャーの再現も可能になります。
GNフラッグが出た事ですし1stシーズンのリメイクなども始まってくれると嬉しいですね。
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執筆者:星丸
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