HGUC RGM-89A2 ジェガンA2型(ゼネラル・レビル配備機) レビュー【機動戦士ガンダムUC】

機動戦士ガンダムUCに登場しゼネラル・レビルに配備されているジェガンA2型。
HGUCでは2015年にキット化されましたが最近色々なジェガンとまとめて再販もされました。
価格は2,310円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
説明書はノーマルジェガンの物に違う部分を追記したペーパーが1枚付属。
パッケージは単色タイプです。

付属品はビーム・ライフル、シールド、サーベル刃2種、右銃持ち手のみとなります。
・ランナーについてはこちら

シール類ですがシールドや股間のV字、それに頭頂部カメラの色分けを補うホイルシールと
ゼネラル・レビルマークやナンバー、それにバックパックの出力口の色分けを補うマーキングシールが付属。

余剰パーツは大量にあります。
ノーマルジェガン(A型)から変更された部分の他、D型のパーツも一部余りますし
ジェガンAタイプ(F91)などに付属するライフルも余ります。


「機動戦士ガンダムUC」よりゼネラル・レビルに配備されているジェガンA2型がHGUCで登場。
こちらはノーマルジェガン(A型)の推進機関を中心に大幅改修が行われたという設定の機体です。
基本的には逆シャアに登場するノーマルジェガン(A型)と似たような形状をしているのですが
頭部はD型に近くバックパックや脚部などは推力を強化したようなデザインに変更。
また肩アーマーもシルエットは似ていますが装甲板が追加され後ろ側にもスラスターが追加されたような形状に変わっています。


キットのベースは他の多数のジェガンバリエーションと同じくHGUCジェガン(逆シャア)で大部分のパーツは流用となります。
そのため関節構造やシールドの接続方法なども同じです。
関節はポリキャップとABSの組み合わせです。


機体カラーは結構特徴的でベージュとオレンジの組み合わせ。
配色はシンプルなので基本的な部分は再現されていますが、股間のV字部分などはシールです。
また各所の小さいスラスター&ダクトやバーニア内部などは塗装が必要になりますが
そのあたりを塗装するとより引き締まると思います。




頭部アップ。ノーマルジェガン(A型)とジェガン(D型)を並べて比較しています。
ヘルメットの形状はD型ですがバルカンポッドの形状が異なります。
バイザーはクリアブルーで各所のダクト内部は塗装が必要です。




胴体のアップ。ノーマルジェガンと比較しています。
胴体自体の形状は変わりませんがバックパックが変更されより角ばった形状に変化。
丸形のバーニアは5基に増設されています。


バックパック上面のスラスターは今まで通りスイング可能。
バーニア内部も細かいディテールが入っています。

ただ上部スラスターの出力口の色分けはマーキングシールでの再現となります。
また各スラスターの内部などは全て塗装が必要です。




肩アーマーですが小さいスラスターが後ろ側にも増設され
前側にはプレート状の装甲が追加されています。
こちらも各スラスターの塗装が必要ですし、一部マーキングシールで補う所もあります。
また分割は前後分割なので合わせ目が出ます。


腕部自体は特に変更は無くシンプルなデザイン。
前腕の合わせ目はディテール化されています。


腰部にはサーベルとハンドグレネードが装着されているのも変更なしです。

股関節はBJで軸部分の回転も可能。




脚部は大腿部や足首の変更はありませんが、膝下の装甲が変更されスラスターが増強されています。
脹脛のフレア部分に合わせ目が出るのは変わりません。


装甲は一部形状が変わり、脹脛のバーニアが2基に増えています。
ただこちらもパーツ分割で色分けはされていないので塗装が必要です。

足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。




可動範囲など。
装甲の形状が一部変わりましたがシルエットが大きく変わった訳ではなく他のノーマルジェガンなどと同じ可動範囲が確保されています。


脚部も同様で股関節がBJなので極端に開けませんが
膝の可動は十分で接地などもまずまずです。



HGUC ジェガン(A型)やHGUCジェガンD型と比較。
D型は肩アーマーや腰部などで違いがわかりやすいですがA型とA2型は機体カラーを除けば正面からだとぱっと見は分かりにくいぐらいの違いです。




HGUC ジェガン(A型)やF91に登場するノーマルタイプ(J型)、Aタイプ(R型)、Bタイプ(M型)と比較。
色が異なるのでA2型は分かりやすいですが
形状は同じように見えて細かい違いがあります。


バルカンポッドはどれも違いますし、バックパックは形状が異なりますがバーニア数はR型と同じ5基タイプです。


脚部も膝下のスラスター周りに細かい違いがあり、
A2型はこの中のどれとも異なる形状でやはりR型と同じく推力を強化したような印象です。

武器を装備させて。
武装はこれまでのジェガン系キットの流用となります。


右手のみですが銃持ち手があり、保持ダボもあるためグラつく事なく保持可能。
スタンドは3mm軸の物が使えます。



「ビーム・ライフル」
ノーマルジェガン(Aタイプ)と共通です。
分割はモナカなので合わせ目が出ますが砲口が別パーツなので処理はいくらか楽になっています。


可動部は従来のジェガンと同じなので極端に動く訳ではないですが十分な保持力があり扱いやすいです。



「シールド」ですがF91系のジェガンに付属するタイプに変更されています。
ただ単色成形のため上部分の大きなV字周りや4連ロケットランチャー内部などはシールで補う方式。
V字部分は立体的なディテールのため塗装した方が綺麗に仕上がりそうです。



接続方法も特に変わらずL字型のジョイントがあり接続位置は2箇所から選択可能。
シールドはミサイルではなく4連ロケットランチャーに変更されているため弾頭は見えません。



「ビーム・サーベル」は他のジェガン系と同じく長短2本の刃が付属。
相変わらずサーベルグリップとピンの嵌合がきつめなので少し軸をカットしておくと扱いやすいです。

ジェガンAタイプなどに付属するライフルが余剰で組めるのでそちらを装備させる事も出来ます。


またノーマルジェガンのパーツは揃っているので分解は必要でちょっと面倒ですがA型にする事も可能。
1キットで意外と遊べます。


HGUC 89式ベースジャバーとの組み合わせ。


サイズもちょうどよく問題なく乗せる事が出来ます。


同じゼネラル・レビルに配属されているHGUC リゼルC型と。
オレンジの色味は同じですがメインカラーはジェガンの方が暗めです。


膨大な数のあるHGUCジェガンバリエーションですがこれからさらに増えるのか、Ver.2.0のように刷新されたりするのかも気になりますね。


以上HGUC RGM-89A2 ジェガンA2型 レビューでした。
今回もジェガンのバリエーションなので大部分は流用なのですが
地味に新規部分も多く、F91系とジェガンとも異なる形状です。
武装などはシールドがF91系のジェガンと同じ物になっていたりしていますし
バーニアの形状や配置パターンなどもR型に繋がっていくような作りで比較して見るのも面白いキットでした。
ただベースが古めのキットなのでやはりスラスターやダクト周りがちょっとあっさりしているので
そのあたりを塗装するとより格好良くなると思います。
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執筆者:星丸
ガンプラやプラモデル、模型用ツール&マテリアルのレビューをしています。
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