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HGUC ジェガン レビュー

最近膨大な種類のHGジェガン系キットがプレミアムバンダイで再販受注されましたが
今回はそれらのベースキットとなるHGUC ジェガンを紹介します。
価格は1,650円(改定前)です。
また今回はF91仕様のジェガンなどとの比較もしています。

付属品はビームライフル、シールド、右銃持ち手、それにサーベル刃2本のみとなります。
余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら

シール類はロンド・ベルや連邦マーク&ナンバー、それに股間のV字部分を補うマーキングシールが付属します。


「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」よりキット化されているHGUC ジェガン。
こちらはジム系やネモなどを経て新たな主力量産機として連邦に配備され末永く使われる事となる機体です。
バイザー顔の頭部やスッキリとしたシンプルな手足など量産機らしいプレーンでシンプルなデザインも再現され
このキットを起点に膨大な数のバリエーションキットがリリースされています。


スタイルは結構小顔で頭身が高めのバランス。
パーツは今となっては昔(2009年初版)のキットという事もありシンプルな構造。
その分組みやすく手軽さは十分です。
各所の関節はポリキャップとABSが併用されたタイプです。


機体のカラーリングですが、基本的にグリーン単色に近いカラーのため大部分は成型色で再現されているものの
股間の「V」部分はシールでの再現となりますし
各所にある細かいスラスターやアポジモーターの内部は塗装が必要です。
内部はイエローとブラックなどで塗る必要があるためそのあたりは手間がかかると思います。




頭部アップ。
今回はカラーや形状が似ているF91系のジェガン3種を並べてみました。
ヘルメットの形状などは基本的に同じですがバルカンポッドに細かい違いがあります。
頬ダクト内部などは色分けされていないので黒で塗ったりするとメリハリがつくと思います。


胴体のアップ。腰アーマーなどもなく胸部周りもシンプルなデザインです。
「V」部分はシールでの再現となりますがモールド自体はあります。
バックパックは大型のバーニア3基が装着されている迫力ある作り。
上に伸びているスラスターももちろん変わらず可動します。


パック接続穴は最近の物とは異なり四角いダボで固定するタイプ。
バックパックのバーニアは内部まで造形されていますがイエローなどで塗り分ける必要があります。


腕部ですが肩アーマーが前後分割で合わせ目あり。
またサイドのスラスターなども塗装が必要です。


腰部は右側にサーベルラック、左側にグレネードラックがありグレネードラックのカバーは開閉されていますが
グレネードは3つまとめて成形されているため分離させたい場合は切り離す必要あり。




脚部アップ。
脚部はほとんど合わせ目が目立たない分割になっていますが脹脛のバーニアカバーに合わせ目が出ます。
またこちらもやはりスラスターなどは細かい塗り分けが必要です。

足裏は肉抜きが無くディテールも細かいです。




可動範囲ですが他のジェガンなどと大きく違う所はなく、干渉するパーツも無いので素直に動きます。
今の可動範囲が広いキットと比べると胴体の可動などは控えめですが前後や左右のスイングも可能ですし
肩の跳ね上げやスイングも可能。
ただ肘は90度ほどです。


下半身は股関節がBJなのでそこまで大きく開く訳ではありませんが接地はなかなか良好。
膝も140度ぐらいは曲がります。




カラーが似ていて見分けがつきにくいF91系のジェガンと。
HGUC ジェガンノーマルタイプ(F91 Ver.)にHGUC ジェガンAタイプ(F91 Ver)、それにHGUCジェガンBタイプ(F91 Ver.)との比較。
基本的に成型色はどれも同じようです。
F91のノーマルタイプはJ型、AタイプはR型、BタイプはM型となります。



細かい違いがある部分ですが、今回紹介しているHGUCジェガンと違う所をまとめると
HGUC ジェガンノーマルタイプ(F91 Ver.)
・バルカンポッド
・バックパック
・脚部外側のスラスターの有無
HGUC ジェガンAタイプ(F91 Ver.)
・バルカンポッド
・バックパック
・肩アーマー
・左前腕
・腰部装備
・脚部のスラスターや脹脛スラスターカバーの形状
HGUC ジェガンBタイプ(F91 Ver.)
・バルカンポッド
・胸部ダクト周りの形状
・バックパック
・左前腕
・腰部装備
・脚部スラスターの有無
となります。


またライフルやシールドの形状も今回のノーマルジェガンとは異なります。



少し前に紹介したHGUC ジェガンD型(迷彩使用)との比較。
D型は頭部に肩や腰部、バックパックなど目立つ部分が結構異なります。

武器を装備させて。
大掛かりなギミックのない量産機という事もあり武装もシンプルです。


股関節には3mm穴があり様々なスタンドが使用可能。



ビームライフルは左右分割のモナカですが砲口は別パーツ。
ただセンサーなどは塗装が必要ですし合わせ目も中央に出ます。


右手のみ銃持ち手があり、グリップにもダボがあるのでしっかり固定可能。
グラつかず構えやすいのは良いです。




シールドはL字型のジョイントを挟んで取り付ける方式。
2箇所からシールドの取り付け位置を選べます。
またシールドは色分けされていますしミサイル部分も別パーツです。

武装はどちらもシンプルで特にギミックはありません。



ビームサーベルは腰のラックからグリップを外し、クリア刃を取り付けて再現します。
クリア刃は長短2種あり好みで選択可能。
ジェガン系のサーベルはピンがきつめでねじ切りそうなので少し短めにカットしておくと扱いやすいです。

やはり組んだままだとスラスター周りの色が足りないのが気になるので、そのあたりを補うだけでもぐっと良くなりそうです。



HGUC νガンダムと組み合わせて。
そこまでグリグリと動くキットでは無いのですが、そこまで派手なアクションをする機体でも無いのでさほど気になりません。


HGUC リ・ガズィやHGUC νガンダムとサイズ比較。
逆シャアの機体はどれも大きいですがジェガンは比較的小さめです。



MG ジェガンと画像サイズを合わせて比較。
HGUCの方が小顔でスマートな印象。
またMG版は各所のスラスター内部なども細かく色分けされています。


最後にHGUC EWAC ジェガンやHGUC スタークジェガン(CCAーMSV Ver.)と並べて。
こちら以外にも他のD型ジェガン系のバリエーションも大量にありますし、ビルド系のゴーストジェガン系やジェガンブラストマスターなども含めると相当な量のバリエーションがあります。
ここまでバリエーションが広がったキットというのも凄いですね。


以上HGUC ジェガン レビューでした。
逆襲のシャアに登場したジェガンを再現したキットで膨大な量がリリースされているHGUC ジェガン系キットの大元となるキットです。
作り自体はプレーンでシンプルな作りですが保持力などは十分で扱いやすい物です。
可動範囲も個人的には十分ですが、さすがにスラスター周りは色分けされておらずのっぺりしているのでこのあたりを補うとぐっと良くなりそうです。
また多数のバリエーションがあり細かい違いを確認したりするのも面白いキットですね。
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価格:
1,650円
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執筆者:星丸
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