HGUC ドライセン レビュー【機動戦士ガンダムZZ】

2011年にキット化されたHGUC ドライセン(ユニコーンVer.)をベースにキット化されたZZ仕様のHGUC ドライセン。
こちらは2014年に発売されたキットで価格は2200円(10%税込)でしたが、最近再販された際に2,640円(10%税込)に改定されています。

付属品はビーム・トマホーク、ビーム・トマホーク分割時パーツ一式、ビームエフェクト、
トライ・ブレード射出時再現用パーツ×3、背面武器取り付けジョイント、持ち手がありますが、
プラモオリジナル武装としてUC版のジャイアント・バズやヒート・サーベルも付属します。
・ランナーについてはこちら

ランナータグは各種ジョイントパーツと手首パーツをまとめておけます。
余剰パーツはありません。

シール類ですが、モノアイ周りのシールや肩や腰、脹脛などにある黄色部分、
それに手甲や後頭部のブルーを補うホイルシールが付属します。


「機動戦士ガンダムZZ」よりラカン・ダカランやオウギュスト・ギダン、グレミー・トトなどが乗り込むネオ・ジオンのMS「ドライセン」。
こちらは先に発売されたUC版をZZ仕様に変更した物で、成型色が変更された他、袖のモールドも無くなっています。
ドム系MSの系譜らしい重量感のあるシルエットや十字のモノアイスリット、大きな脚部のフレアなどが特徴的です。
基本的なプロポーションはUC版と特に変更点はなく、頭部は小さいですが、胴体や四肢が太く巨大感を感じるスタイルも健在です。


全身の巨大なバーニアや背面のトライブレード、腕部の3連装ビーム・キャノンなどもしっかり再現されています。
キットの作りですが、今となっては結構昔のキットなのでKPSは使われておらず、可動部はポリキャップが使われています。
使用されているポリキャップはPC-132ACとなります。


カラーリングですが、若干パープルよりのブルーと緑がかったダークブルーがメインカラーとなっています。
機体の配色は大部分が成型色で再現されているものの、
手甲のブルーや胸部ダクト以外のイエロー部分はシールでの再現となります。
また各所のスラスター内部は赤色のため、そちらも再現しようとすると細かい塗り分けも必要となります。




頭部アップ。UC版と比較していますが成型色以外は変わりません。
ただ成型色の関係でモノアイ周りのブラックもシールでの再現となります。
後頭部のブルーやモノアイもシールなのですが、モノアイは合計3枚シールがあり、ある程度貼り直して位置を変えられるようになっています。

モノアイのディテールなどはありませんが、レンズパーツなどを簡単に貼り付けられるぐらいのスペースはあります。


胴体のアップ。ドム系の機体らしく感じる巨大な腰のスカートアーマーや
トライブレードが装着されたバックパックが特徴的です。
胸部のネオ・ジオンマークはシールが用意されています。


UC版と比べると胸部のパーツは変更されていてエングレービングが無くなっています。

バックパックは四角いダボのため、現在主流になっている2穴タイプのパックとは互換性はありません。


バックパックの球体スラスターはそれぞれ回転可能。
ただ他の部分と同じく内部はレッドで塗り分ける必要があります。


肩アーマーは前後分割で合わせ目あり。
突起のような部分のイエローはシールがありますが、内側のスラスター周りは別パーツ化されているものの、内部はレッドで塗装する必要があります。




腕部は3連装ビーム・キャノンが内蔵されているためボリュームのある構造。
こちらもUC版と比較すると袖のモールドが無くなっています。
また握り手と持ち手があるのですが、握り手は手甲が色分けされていないのでシールまたは塗装で補います。


前腕のカバーを差し替える事で3連装ビーム・キャノンの展開が可能。
砲身は一体成型ですがしっかり開口されています。


腰のスカートアーマーはフロント部分が可動。
股関節はBJで基部で若干回転できます。
スカート周りはリアのみ裏打ちがありますが、大きい凹みもあります。




ドム系の機体らしい大きいフレアが特徴の脚部。
太腿や脹脛部分などに合わせ目が出る他、フレア部分の◯モールドのイエローはシールで補う方式です。




フレア内部のバーニアもしっかり再現されています。
3連バーニアは一体成型ですが立体感も十分。
足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。




可動範囲など。基本的にUC版と変わらず、頭部や腰はBJですがスイング幅は控えめ。
肘は90度程度曲がり肩もある程度前後にスイングできます。


脚部は股関節と足首がBJ接続ですが開脚や接地はまずまず。
膝は90度ほど曲がるものの、リアスカートなどに干渉しやすいです。



ベースとなっているHGUC ドライセン(ユニコーンVer.)との比較。
袖の有無以外は共通の造形となります。
カラーリングは落ち着いた配色のUC版に対して、ZZ版は結構派手な印象です。


武器を装備させて。
武装も基本的に変更はなく、ビーム・トマホークなどが付属します。


股関節には3mmジョイントがありますが、結構大柄で重量感のある機体なのでしっかりしたスタンドを使ったほうが安全です。



「ビーム・トマホーク」こちらは長い柄に斧状のビームエフェクトを取り付ける事で再現。
長さのある装備なので両手持ちも十分可能です。


後端部にはランサー刃を取り付ける事が可能で「ビーム・ランサー」として使う事もできます。


またビーム・トマホークとビーム・ランサーを分離させた状態も再現可能。
連結ギミックなどはなくそれぞれ別パーツになっています。
ただグリップが丸軸なので両手で持たないと回転しやすく、位置もズレやすいです。


ビーム刃は一応蛍光パーツでしたがあまり強く反応はしません。


「3連装ビーム・キャノン」
カバーを取り外して付け直す事で再現しますが、カバーの取り外しがやや固めでした。
気になるようならダボを削ったりして調整すると良いかも。



「トライ・ブレード」射出時は丸ごと差し替えて再現します。
ヤクト・ドーガなどに付属する2mm透明プラ棒を使う事で浮かせた状態で飾れますが、
タミヤのソフトプラ棒などでも代用できます。



また、UC版に付属する背面ジョイントなどもそのまま残っているため
各種装備を背中にセットする事ができます。



プラモデルオリジナル武装扱いですが、UC版に付属していた武器も省かれず付属。
こちらは「ジャイアント・バズ」で砲身はモナカなので合わせ目が出ますがセンサーやグリップが可動します。


それなりに大きい装備なのですが、ドライセンが巨大なので小さく見えるのが面白いですね。


「ヒート・サーベル」こちらも付属しますが、刀身の赤熱化状態は塗装で再現する必要があります。

HGUC バウのライフルを持てるかなと試してみましたが、グリップが微妙に合わず隙間が出来てしまいます。


HGUC ダブルゼータガンダムと組み合わせて。
かなりボリュームのある機体ですが保持力は今のところ良好。
UC版の方も極端に緩くなった感じはないので経年にも強そうです。




HGUC 百式と組み合わせて。
活躍も多い機体なので色々な機体と組み合わせて遊べると思います。



HGUC リック・ドムやHGUC リック・ドムIIと比較。
説明書にはリック・ドムIIを祖型に据えているという説もあると解説されています。



最後にHGUC 百式、HGUC ダブルゼータガンダム、HGUC ガルスJ、HGUC ドーベン・ウルフとキットサイズの比較。
ZZの機体は大きい物が多いですが、ドライセンは全高22.0mという設定で全身が太いためかなりボリュームがあります。


以上HGUC ドライセン レビューでした。
こちらは先にキット化されていたUC版の袖を無くし、成型色を変更してZZ時代のドライセンを再現したキットとなります。
ZZ時代の機体らしく大柄な機体でビーム・トマホークやトライブレードなど個性的な装備も魅力です。
細かい部分は塗装が必要な部分も多いですが、
色分けもHGとしては十分ですし巨大な機体の迫力も楽しめるキットでした。
またUC版の武装も省かれておらず、装備が豊富なのも嬉しいですね。
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執筆者:星丸
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