RE/100 デナン・ゾン レビュー 【機動戦士ガンダムF91】

久しぶりの新作としてキット化されたRE デナン・ゲー。
そのデナン・ゲーに続き、デナン・ゾンもRE/100で新たにキット化されました。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品で価格は3,300円となります。
パッケージは単色タイプですが説明書は一部カラー。ですが機体説明などはありません。

付属品はショット・ランサー、右銃持ち手、スタンドジョイント、
サーベル刃2本、ビームシールドエフェクトが一式付属します。
・ランナーについてはこちら

シール類ですがハイブリッドデュアルセンサーなどに貼るホイルシールとマーキングシールが付属。

また一部デナン・ゲーのパーツが流用されているため余剰パーツもそれなりにあります。


「機動戦士ガンダム F91」からRE/100でキット化されたデナン・ゾン。
旧1/100は1991年発売なので35年ぶりのリニューアルとなります。
1/100サイズではありますが、14.0mの小型MSなためキットサイズもコンパクト。
スタイルは最新キットだけあり現代的なバランスに変えられていて、
頭部や胸部などは小顔になっていますが適度な力強さもあるバランスに仕上がっています。


頭部はCVのMSらしい丸目の「ハイブリッドデュアルセンサー」が特徴的です。
パーツ分割も旧キットから比べると一気に細かくなり、パーツのシャープさもかなり上がっていて進化を感じます。
可動部の作りですが、デナン・ゲーと同じくKPSのみとなっていてABSやポリキャップは使われていません。


各所の色分けもかなり細かく再現され主要な部分はしっかり色分けされています。
シールも最小限でセンサー類に使う物のみなのですが
全身の細かいスラスター部分は別パーツ化されていない所も多いため、そちらは塗装が必要です。




頭部アップ。頭部は旧1/100やRE デナン・ゲーと比較しています。
旧キットと比べるとかなり小型化され、ハイブリッドデュアルセンサーの裏面にはシールを貼るパーツを取り付けるためかなり明るく見えます。
またヘルメット部分は合わせ目が出ず、マスク部分の色分けもされていました。
頭部ですが、フェイスや首をヘルメットに組み込む部分が結構きつめで、取り外すのが結構大変なので
後から分解する予定がある方は少し調整して確認した方が良いかも。

ハイブリッドデュアルセンサーですが一度マスクを取り外し、内部のパーツを裏返す事で


センサー発光時を再現できるようになります。
ただセンサー非発光時もメタリックのシールを貼るので十分明るいです。

塗装に対応するためか内部パーツにもしっかりモールドが入っていました。




胴体のアップ。細部は旧1/100と比較しています。
胸部の赤色部分なども別パーツで再現されモールドは一気にシャープになりました。
細かいスラスター内部や胸部ダクトのメッシュ状の部分などは塗り分けが必要ですがカッチリと再現されています。

首元のパイプも別パーツで再現。
バックパック左側にあるセンサーはクリアパーツが使われていて、画像のように寝かせる事ができます。


バックパックの主要なバーニアは別パーツ化され内部ディテールも作り込まれています。
また一番大きいバーニア部分は軽くスイング可能です。


続いて腕部周りの比較ですが、肩アーマーは旧キットと比べると内側の装甲部分もより細かく再現され
厚みが感じられる作りになっています。

また肩アーマーは内側の部分が引き込まれるように可動するため腕を上げやすくなっています。




腕部は合わせ目が段落ちモールド化され、肘ではなく上腕でロール可能な構造になりました。
左腕には「デュアルビームガン」が装備されています。

デュアルビームガンの上には「ビーム・シールド」が装着されていますが
こちらはBJ接続で軽く引き出す事である程度の角度調整が可能です。


腰アーマーはリアとサイドに裏打ちパーツがありフロントアーマー裏にもディテールが入っています。
またリアスカートにはサーベルグリップを取り付けられる他、股関節は下方向にスイング可能な作りです。




脚部アップ。旧1/100と比較すると若干スマートになり太腿が長めのバランスに変わりました。
合わせ目はディテール化されています。
色分けもかなり細かくなりディテールもシャープになっています。


膝関節は曲げると装甲が連動し、シリンダーのようなディテールが現れます。
足裏にもバーニアのモールドが追加されぐっと見栄えがするようになっていました。


可動範囲も大きく進化しています。
腰や首のスイングがかなり出来るようになり、肩も大きく跳ね上げられます。
また肘もかなり深く曲げられるようになっていました。


肩関節は軸関節の組み合わせで跳ね上げの他、前後にも大きくスイングできます。

腰の左右スイング幅も十分です。


下半身も股関節が3軸タイプの関節になり、膝も干渉するまで曲げられます。
膝立ちなども出来るようになり接地も良好でした。




1991年に発売された1/100 デナン・ゾンと比較。
頭部や胸部は小型化され、脚部の太腿と脛のバランスなども現代的な物になりました。
また合わせ目も出なくなりパーツのシャープさも大きく進化しています。



先にキット化されたRE/100 デナン・ゲーと。
サイズは同程度で同じようなフォーマットのため統一感もあり並べると良い感じです。

武器を装備させて。
デナン・ゲーより格闘戦に特化した機体なのでショット・ランサーが装備されています。


スタンドジョイントは股関節にスライドロックさせるタイプで簡単には外れません。
アクションベース系の太い軸に対応しています。



「ショット・ランサー」
こちらは2門のヘビーマシンガンと一体化された武装です。
1/100と比べると一回り大きくなり迫力が増し、分割線の多くは段落ちモールド化されていますが
ランス基部に若干合わせ目が出ます。



銃持ち手は右手分のみ付属。
保持用のダボもありグラつく事はありません。



ランス部分もスムーズに伸縮可能です。
ヘビーマシンガンの砲身も色分けされていました。

肩のスイングが優れているため肩アーマーは大きいですが両手持ちもスムーズにこなします。



またこれは旧1/100では再現できていなかったギミックですが、穂先のみの射出も可能です。
穂先は3mm軸のスタンドが使えました。


「デュアルビーム・ガン」
砲口はしっかり開口されています。


「ビーム・シールド」
こちらはエフェクトを挟み込む事で展開状態を再現。
1/100と比べると若干小型化され、
シールド基部を引き出せばある程度干渉を逃がせるため構えやすいです。


またこちらも1/100では再現されていなかったギミックですが、
エフェクトは4分割されていて一部を取り付けない事でランスに干渉しない展開状態を再現できるようになります。



ビームエフェクトやハイブリッドデュアルセンサーのクリアパーツは蛍光仕様でした。



「ビーム・サーベル」
こちらも保持ダボがあるため手首から抜け落ちる事はありません。
蛍光仕様のサーベルでかなり明るく見えるのも良いです。



デナン・ゲーやF91と組み合わせて。
徐々にF91のリメイクも進んできましたしベルガ系などのRE化にも期待したいですね。


MG F91 Ver.2.0やMG ジェガンとキットサイズの比較。
小型MSの中でも小柄な14mサイズのためかなり小さめに感じます。



最後にRE デナン・ゲー、RE ビギナ・ギナ、1/100 ベルガ・ギロス、1/100 ダギ・イルスと比較。
F91シリーズは旧キットでも出来が良いですが、だいぶRE化も進んできました。
まだプラキット化されていないベルガ・ダラスなどのRE化などにも期待ですね。


以上 RE/100 デナン・ゾン レビューでした。
REで35年ぶりにリニューアルされたデナン・ゾンですが、先にキット化されたデナン・ゲーと同じような構造で
スタイルなどもそちらに合わせられ現代的なプロポーションに変更されています。
旧キットも出来は良かったのですが、装甲の裏面や細かい部分の作りがより凝った物になり可動範囲も大きく進化しました。
武装ギミックの再現度も上がっていますし、パーツのシャープさなども長年のガンプラの進化を感じる出来になっていました。
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執筆者:星丸
ガンプラやプラモデル、模型用ツール&マテリアルのレビューをしています。
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