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HG 境界戦機ウェポンセット８　レビュー

様々な武装を補ってプレイバリューを高めてくれる境界戦機ウェポンセット。
今回はウェポンセット８が発売されました。価格は3,520円です。

付属品はガトリングガン、ミサイルランチャー＆グリップ×２、
スモークディスチャージャー×４、3mmピンジョイント×４、連結ジョイントが付属。
画像右下に写っているのは余剰パーツです。

シール類はライト部分とスモークディスチャージャーの一部を補うホイルシールが付属。

まずは武器を取り付けない本体のみの「ドレッドノータス」。
こちらは境界戦機　極光ノ装鬼に登場するAMAIM輸送用車両となり
見澤ジンのプロトゴウヨウと一緒に活躍する車両です。
今回のキットですが、１期の時に発売された「特大型装甲特殊運搬車」がベースとなっていて
いくつかのランナーは流用となっています。

そのためトラクター部分+荷台という構成は変わっておらず、大まかな構造も共通です。
ただトラクター部はかなり角張ったデザインとなり、
一番目立つ変更点として多数の3mm穴が使われたハードポイントがいたるところにあり
カスタム性が一気に向上しています。

トラクターと荷台は分離可能。
タイヤなどはもちろん回転可能ですが構造自体はシンプルです。
パーツも大きいためキットの箱は厚いですがサクサク組み上がります。

トラクターのフロント部分はかなり角ばっています。
特大型装甲特殊運搬車と異なり、フロントウィンドウのシールドギミックなどはありませんでした。
ただウインドウとヘッドライトはクリアパーツです。

ヘッドライト部分は特に内部ディテールなどはなくシールを貼るだけのシンプルな作り。

サイド部分には多くの3mm穴があり様々なパーツが簡単に取付可能。
小さいですがリアウインドウもクリアパーツ。
またこのあたりもディテールがしっかり入っています。

運転席部分は特大型装甲特殊運搬車の流用となっていて
内部スペースなども簡素ながら再現されています。

前輪はステアリングが左右連動して可動します。
タイヤはトレッドパターンもありますが内側は肉抜きになっています。
ただほぼ隠れるためあまり気になりません。

荷台部分も適度にディテールが入っていてかなりの量の3mmジョイントがあります。

リアのランプもシールでの再現。
また今回も連結用ジョイントが付属しています。

ベースとなったHG 特大型装甲特殊運搬車と比較。
大まかな構造や車体下のパネルやタイヤ、荷台のシルエットなどは同じなのが分かります。
ただトラクター部分は一回り太くなっていてより装甲が厚くなっているような印象があります。

HG メイレスプロトゴウヨウと。
今回はホワイト＆ライトグレーのカラーなのでかなり明るい車体になっています。

荷台のスペースなどは特に変わっていないため
メイレスケンブなどの駐機形態がすっぽり収まる大きさです。

サイドパネルのギミックも基本的に共通で
上部が折れ曲がるように開き、その後は下にスライドさせる事ができます。

続いて付属武器の紹介です。
こちらはガトリングガンでウェポンセット７に付属する物の流用です。

続いてミサイルランチャー。
結構大きめのランチャーで合わせ目はディテール化され3mmジョイントが複数あります。
またハッチは差し替え無しで展開可能。

また今回は3mmピンジョイントがあるため3mm穴を3mmピンに変換可能です。

スモークディスチャージャーは４基付属。
回転可能で3mmジョイントがありますがカバー部分はシールでの再現となります。

これらの武器を取り付けて「ドレッドノータス」の完成です。

ジョイントは全て3mmピン接続です。
こちらはアニメで登場したパターンですがもちろん好みで武装の位置を変える事ができます。

プロトゴウヨウも搭乗可能。
内部で膝立ちなども可能なぐらいのスペースはあります。

それぞれの武器を手持ち武器にしたり機体に装着する事ももちろん出来ます。
大型のミサイルランチャーやスモークディスチャージャーはこれまでになかった装備でさらにカスタムの幅が広がります。

ハッチも差し替え無しで開閉するのは良いですね。

またミサイルランチャーにはグリップパーツがあり手持ち武器にする事ができます。

弾頭は一体成型ですがハッチ裏面にもディテールが入っていますし
合わせ目はディテール化されているため見栄えは良いです。

3mm穴がヤケクソなぐらいあるので様々なパーツをポン付け出来ます。
これは運搬車の方には無かった要素で載せるだけではなく盛って遊べるようになりました。

同じく3mmジョイントが多用されている30MMとも相性が良いと思います。
武器は結構大きめになりますがもちろん流用可能です。

もちろんガンプラなども載せたりする事は出来ます。
ただ30MMもそうなのですが、荷台の前面が窄まったデザインのため向きは選びますし
あまりボリュームのある機体だと寝かせられません。
ただ立たせたりする分には機体をそこまで選ばないと思います。

ガトリングやミサイルランチャーなどガンプラの世界でもよく見るタイプの武器なので色々組み合わせて遊べそうです。

もちろん付属の連結ジョイントを使えば荷台の連結が可能。
構造が同じなため運搬車の荷台も問題なく付きます。

スケールなどは異なるものの、30MSなども余裕を持って乗せる事ができます。

可動部は少なく、シンプルな構造のため特にストレスになるような所はなく手軽に組めるのも良いですね。

以上HG 境界戦機ウェポンセット８　レビューでした。
ウェポンセット８という商品名ですが、実際は極光ノ装鬼に登場するドレッドノータスのキット化となります。
プロトゴウヨウと組み合わせてももちろん似合いますし、ガトリングやミサイルランチャーなどの武装も付属していて
手持ち武器に出来たりするため一応武器セット的に遊べたりします。
また運搬車と異なり大量の3mmジョイントが増設されているのが大きな特徴で自分好みの武装を盛れるようになっていました。
プロトゴウヨウなどの機体はもちろん、30MMなどとも相性が良い印象なのでそちらと組み合わせたりしても面白いかもしれません。

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