HG スコープドッグ用拡張パーツセット8 レビュー

前回拡張パーツセット7を紹介しましたが、今回は同時に発送となった「HG スコープドッグ用拡張パーツセット8」を紹介します。
こちらもプレミアムバンダイの新作キットで価格は2,420円です。
パッケージは単色ですが説明書は一部カラーでした。

今回はザック一式に2連ミサイル、それに腰アーマーが付属。
こちらのパーツを使う事でサンサ戦のキリコ、グレゴリー、ムーザ、バイマン機などが再現出来るようになります。

またカスタマイズ外装パーツも付属。
カスタマイズのための3mm穴が開いた装甲パーツなどがあります。
こちらは改良型の太腿パーツなどもあるのでHGスコープドッグに使ったりすると良さそうです。
シール類や余剰パーツはありません。
・ランナーについてはこちら


今回のザック基部パーツ。グレゴルー機のみアンテナありのタイプを使い、他はアンテナ無しの物を使います。




また多数のマガジンやミサイルポッドなどの装備品が付属しこれらを取り付けていきます。


まずはキリコ機に換装しますがノーマルのターボカスタムにこれらのパーツを組み込んでいきます。
今回の拡張パーツセット8の他
・HG スコープドッグターボカスタム
・拡張パーツセット3
(フック付きマルチディスチャージャー)
・拡張パーツセット7
(前腕、レッドショルダー、胸部パーツ)
が必要となります。


まずはパーツを換装し、「スコープドッグ ターボカスタム サンサ戦 キリコ機」の完成です。
こちらは「装甲騎兵ボトムズ レッドショルダードキュメント 野望のルーツ」に登場するスコープドッグです。
右肩がレッドショルダーに変わり、腰のミサイルが丸型の物に変化。
7連ミサイルポッドが無くなり背面には多数の装備品が取り付けられています。


装備品は意外としっかり色分けされていてそのままでも見栄えは良好。
換装パーツも基本的に大きな分解は不要で気軽に差し替える事が出来ます。


ザックのチェーンは柔らかいプラで作られていてフックのついた装備品をそれぞれ取り付ける方式。


チェーンは一体成型されチェーンの開口部分は再現されていないのですがその分扱いやすく、軽く曲げる事も出来ます。
好みで本物のチェーンを使ったりしても良さそうですね。


右腕は拡張パーツセット7のフレームがむき出しの腕部に交換。
シリンダーなども可動しませんが再現されています。


肩のマルチディスチャージャーはフック付きの物に交換します。
腹部のミサイルは丸みのある形状に変化。


ノーマルターボカスタムとの比較。
基本的に上半身のみの違いとなりますが背面の印象が大きく変化しています。

武器を装備させて。
武器は通常のヘヴィマシンガンを持たせます。

ザックはフックで引っ掛けるだけですがポロリしたりはせず十分固定出来ます。
背面に色々取り付けた姿が良いですね。



可動については特に変わらずザックの垂れ下がったチェーンも後ろ側にあるので干渉する事はありません。
ただ背面の重量が増し、膝関節が細めのスコープドッグだと背面にやや仰け反りやすくなる印象。
気になるようなら膝関節の調整が必要かも。

続いてバイマン機ですが、キリコ機の物をベースに一部の装備を交換します。
・拡張パーツセット2
(ソリッドシューター)
・拡張パーツセット6
(アームガン)
が追加で必要となります。


パーツを換装して「スコープドッグターボカスタム サンサ戦 バイマン機」の完成です。
右腕は通常の物に戻り、左手にはアームガンが装着されます。
また腹部の装備は取り外されています。


本体はアームガンが付いたぐらいなのでスッキリとした印象。
背面のザックは多数の装備品がありキリコ機と同じぐらいボリュームがあります。


腹部の装備穴はカバーで隠せます。
アームガンを取り付ける際は3mm穴のある前腕パーツに差し替える必要あり。

背面のザックは指定のパターンがありますが好みで載せ替えたりしても良いと思います。


ノーマル版との比較。

武器を装備させて。
バイマン機はソリッドシューターを装備します。


ターボカスタムでは肩関節も改良されより動かしやすくなっています。
そのためアームガンなども構えやすくなりました。


スコープドッグはカスタムパーツやバーグラリー&ターボカスタムでアップデートされている所も多いので
通常のHG スコープドッグもそのうちそちらに切り替えて欲しいですね。

続いてムーザ機。
こちらはバイマン機で使った拡張パーツセット2のヘヴィマシンガン改が必要です。




装備を換装して「スコープドッグターボカスタム サンサ戦 ムーザ」機の完成。
こちらは背面の装備品が無くチェーンがただ吊るされているのが特徴です。
腹部はキリコ機と同じくガトリングやミサイルが装備され
リアアーマーには履帯と一緒にマガジンが装着されているのが特徴です。

チェーンのみが取り付けられたシンプルな作り。
もちろん好みで何か付け足したりする事は出来ます。

リアアーマーは3mm穴のあるタイプに交換しり履帯とマガジンを取り付けます。


ノーマル機との比較。
こちらも7連ミサイルポッドは無く背面に取り付けられる装備品も少ないので比較的スッキリとした印象。

武器はショートバレルタイプのヘヴィマシンガン改を持たせます。


今回の7&8でサンサ戦やコマンドフォークトなどあまりキット化されなかった物がどんどん再現可能になったのでまた更に組み合わせの幅が広がりました。


7のレビューでも思ったのですが、色々な拡張パーツセットなどが必要となりますし
4機並べたいといった場合も大変なので1パッケージ化した物も出して欲しくなりますね。

最後はグレゴルー機。
こちらはキリコ機に使う物の他、
・拡張パーツセット6
(6連装ミサイルポッド)
が新たに必要となります。




組み替えて「スコープドッグターボカスタム サンサ戦 グレゴルー機」の完成です。
こちらは長いアンテナが装着されている他、ターレットレンズにパイプフレームが追加。
腰に履帯が装着され6連装ミサイルポッドが装備されるなど、これまでの3機とは結構異なる姿に変わっています。


頭部は拡張パーツセット7のパイプフレーム付きのターレットレンズに交換。
他と変わらず回転やスライドは可能です。


ムーザ機はリアだけでしたがこちらはサイドにも履帯が追加。
その上にマガジンを装着します。


ミッションパックはアンテナ付きの物になり
チェーンにはミサイルポッドが吊り下げられているのが特徴的。


ノーマル版との比較。
腹部の装備はありませんが、腰に履帯が装着されたせいで重心が下がった印象でどっしりとした感じになりました。

武器は通常のヘヴィマシンガンを持たせます。


腰に履帯が付きましたが可動には特に影響はありません。
一体成型されているので組み立ても簡単です。


アンテナはそこそこ太めなので強度はありますが長いので一応注意が必要。
好みで真鍮線に置き換えたりしても良さそうです。


7もそうでしたが8も個性的なパーツで
ザック類は色々なカスタムに使えると思います。

降着ポーズは出来るかなと試してみましたが
マガジンなどが干渉するため外さないときちんとした降着ポーズは出来なかったです。


またアンテナ付きのミッションパックが追加された事で
「スコープドッグターボカスタム オドン戦 グレゴルー機」が再現できるようになりました。
拡張パーツセット6だとグレゴルー機は再現出来なかったのでこれは嬉しいですね。

・塗装レシピはありませんでした。
以上HG スコープドッグ用拡張パーツセット8 レビューでした。
今回のキットはサンサ戦仕様の装備品が中心となっていて
ターボカスタム本体と過去の様々な拡張パーツと組み合わせる事でサンサ戦仕様の4機を組めるようになります。
他の拡張パーツセットも色々使うためやや煩雑な所があるのですが特徴的な背面装備を手軽に再現出来ます。
7を含めた今回の拡張パーツセットはあまりキット化されなかった仕様の機体が組めますし
カスタムにも使いやすいパーツが揃っているので1セットあるとかなり遊べると思います。
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執筆者:星丸
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